おかんのネタ帳

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湖国の登録有形文化財

2017-09-28 22:58:20 | 湖国日記
長女が東京出張やからと、今朝は5時起き、
1日がいっぱい時間あるわ~と思ってたけど、
6時半にダンナを送り出してから、うとうと・・
結局、お天気も悪かったし、だらっとしてしまって、
いつもと同じような1日やった・・・ちょっと後悔(汗)

なんせ、そんなに早起きをしないとあかんのに、
夕べ、娘が帰って来たのは午前0時少し前やったしね。
出張の準備をしてたらしいんやけど・・・
ご飯も食べず、(おやつを食べてたらしいけど)
来月の大きなイベントに向けて、忙しいらしいですわ。

なので、日帰り出張ですが、まだ帰って来てません。
多分、最終電車かもって・・・

昨日は、午後から彦根で演劇鑑賞会の会議やったので、
雨が降る前に撮ろうと、彦根城のそばにある、
滋賀大学経済学部の講堂を見に行きました。



内部見学ができるのか、電話で問い合わせたのですが、
耐震対策ができていないということで、
何年か前から、入れないようになってるそうです。

外観は、どうぞ見てくださいって。
門の横の守衛室で、キャンパス案内図をいただきました。

門から入ってすぐ右に、建っています。



調べたら9年前、「井伊直弼、開国150年祭」の時に、
「開国記念寄席」がここで開かれたので、
吉弥さんが出るんで、聞きに行きましたけど、
このときは、入れたんですけどね。
壇上に、赤い毛氈の高座が作られて。



大正13年に、前身の彦根高等商業学校の講堂として、
ここに建てられたそうです。

塔の高さを入れると高さ17メートルのスレート葺き、
(昭和18年頃に、瓦葺きに替えられたとか)
二階建ての木造の建物。

屋根の上にドーム状の換気塔があり、
ドーマー窓型換気口を6カ所。
典型的な学校建築の講堂。

文化遺産オンラインによると、

木造2階建の講堂に,平屋建の大教室が接続し、
外装ほぼ全体を下見板貼とする。
講堂妻面に柱型付玄関を設け,上下階で連続性をもつ
矩形窓を側面に配し,半円形屋根窓,瀟洒な小塔を冠す。
文部省建築課の設計。
登録有形文化財。



窓から中を覗くと・・・
椅子とかは片付けられてますね。



これは、平屋建ての教室棟の廊下のようです。



ヒガンバナが咲いてます。



西側の入り口。



外に出て、隣接する西中学の方から、
彦根城のお堀越しに撮ってみました。

そうなんです。
彦根城の西側にあるので、
滋賀大の門のすぐ前にもお堀があります。



彦根城~~


それにしても、めっちゃ静かです。
大学って、まだ休みなのかな。

大学の奥の方に、もう一つ、
登録有形文化財に指定されてる建物があります。



陵水会館です。こちらは、現在も使われています。

文化遺産オンラインによると、
彦根高等商業学校同窓会館として建設された建物。
設計はヴォーリズ。
淡いクリーム色の外壁にスペイン瓦の屋根、
ドア廻りのタイルによる市松模様など、
スパニッシュスタイルでまとめられた外観に特徴があり、
設計者の作風の一端がうかがえる。



そうなんです。ヴォーリズ建築なんですよ。
昭和13年建てられました。大きな窓とバルコニー、
玄関のタイルとか、ちょっと和風の洋館ですね。



社会連携研究センター
どんなことを研究してるんでしょうか。



何となく、階段の手すりとかに、
ヴォーリズらしさを感じますね!

できれば青空のバックが欲しかったけど・・・
チャンスがあれば、また撮りに行こうっと!