おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

浜御殿

2017-11-27 23:58:40 | 湖国日記
日曜日、神戸の友だちが彦根に来るというので、
最寄り駅で迎えて、案内がてら車ででかけました~

目的は、「おんな城主直虎特別展、直虎から直政へ」です。
10月から、彦根城博物館で開催しているんです。

博物館へ行く前に、彦根藩の松原下屋敷(浜御殿)の庭園が、
紅葉の季節に合わせて、特別公開をしているというので、
そちらへ、先に寄りました。(12月3日まで、公開中)

鳥人間コンテストで知られる松原海岸の近く、
彦根港のすぐそばに、浜御殿はあります。



11代当主の井伊直中によって琵琶湖のそば、自然環境の良いところに、
藩主が、政務を離れてくつろぐ場所として造ったようです。

大名庭園の様式で造られたお庭は、中央に池泉があり、
いくつか橋を架けて、庭園内を散策できるようになっていたとか。



表札が掛かってました。「井伊直愛」・・・
昭和30年代から9期に渡って彦根市長を務めた16代目の方ですね。
明治以降、この浜御殿が井伊家の居宅になったようです。

建物は長く使われていないようで傷みもあり、
見学できないのですが、お庭は、市が整備をしているようです。
まだ、整備途中ですが、観光用に公開しているのだとか。
昨年も、公開してたらしいですね。

建物の左側から浦にある庭へ。



うわ~、キレイ!

思わず、声を出しましたわ。



ヨシが生えているところが池泉ですね。
琵琶湖の水を引き込んで、かつてあった内湖まで、
水路で繋がっていたようです。船も通ったとか。

今でも、満水になるときはあるんかしらねぇ。



書院棟など、現存しない建物もあるようですが、
紅葉がキレイですね。



燈籠など景物もあります。



水路を見下ろす、ここには築山があり、茶室もあったとか。



このあたりには、橋もかかってたようです。



観光客はまばらでしたけど、なかなかいい雰囲気です。

琵琶湖のすぐ近く、記録には、
直亮のころ、船を出し、魚釣りをして楽しんだ、
というような記載もあるようですよ~

このあと、彦根城の方に向かいました~~


※写真のサイズを、少し大きくしてみました~