おかんのネタ帳

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南こうせつコンサート

2019-03-18 11:09:15 | 音楽はともだち
昨日は、夕方から地元市民ホールである、
「南こうせつコンサート~おもかげ色の空~」に行ってきました。

中段のまずまずな席で、坐骨神経痛で休養中のダンナと行ってきました。
2時間ほどとはいえ、座ってられるかな、なんていうてましたが、
だいぶんマシになったのか、大丈夫なようでした~



「おもかげ色の空」とあるように、かぐや姫時代の曲を歌うという、
コンセプトのコンサートツアーのようです。
懐かしいけど、あまり知らない曲もありましたね~
それと、新しく出したアルバムに収録された曲もありました。

セットリストが終演後に張り出されてたと思うんですが、
たくさんのお客さんにまみれてたのでよくわからず・・・
記憶のある範囲で、書き記します。
順番はちょっとあやふやです・・・

青春の傷み

おはようおやすみ日曜日
夢一夜
幼い日に
加茂の流れ
春の恋文
うちのお父さん
マキシーのために
好きだった人
リーバイス501
男がひとりで死ぬとき
幸せになろうよ
からたちの小径
神田川
~アンコール~
おもかげ色の空
満天の星
僕の胸でおやすみ

もう一曲、途中でなんかあったかもですが・・・

前のほうの席は、ファンクラブの方が多いようで、
左右の襟に「かぐや姫」「少女隊」と書かれた、
ピンクの法被を着ている女性が何人か・・・私と同世代の・・・

緞帳が下りてますが、もう始まるというタイミングで、
手を振りながらの「こうせつコール」~

こういうルーティーンがあるんですね~
後ほど、こうせつさんが、「男の声ばかりで・・」と
ちょっと嘆いて?はりましたけど(笑)

白いTシャツにグレイ?のジャケット、細いジーンズ、
相変わらずのカジュアルな服装で登場。

「うれしいですね~ また守山に来られるなんて・・・
 10年・・もうちょっと前かな。こちらに来て、
 そしてまた、こうして来れるなんで、ほんとにうれしい」

そうですよ! その10数年前のコンサートも、
私は行きましたからね~~

「・・かぐや姫時代の歌を中心に歌います・・」

という声に、会場から大きな拍手があると、

「・・・年齢層、高いなぁ~」とぼやき?

「しんどくなったり、トイレが気になったりしたら、
 どうぞ遠慮なく、自由に行ってくださいね」

確かに、いつになくトイレ?に立つ人多かったような・・・

MCも歯切れ良く、楽しくおしゃべりしてくださいました。
何度も「守山」を連呼してくださって、ありがたい限り。

デビュー50周年で、アルバムのほかに、本も出されたようで、
「いつも歌があった」というエッセイ。

「神田川」という曲がヒットしたことで、こういう人生になった。
年を取った今を受け入れながら、いつも歌があって良かったと思う。
皆さんも、もう駄目だというときに、自分にとって一番の歌を歌ってください~

というお話もされてましたね。

・・・私にとって一番の歌って、なんやろう・・・

バックバンドは、3人。
それぞれ、いろんな楽器を担当してはるんでびっくり。
ギター、バイオリン、バンジョーなどを弾く佐々木順平さん。
ベースの河合徹三さんは、ベースを弾きながら、
ウインドチャイム?とか木魚の小さいのん(カスタネット系?)
とかを、鳴らしたり、忙しそうでした。
あと、ピアノの・・・お名前を失念(すいません・・)
アコーディオンも弾いて、すごいですね。

3人の紹介もされたんですが、桜がもうすぐ咲く、
という話題を振りながら、それぞれのお花見スポットなども。
ベースのテツさんが花見で飲むという話から、
そこで歌う一番の歌はナニ?って、こうせつさんに聞かれ、
加山雄三さん・・・旅人よ、って。
歌ってみて、と振られて

「♪きみとあるいた・・・??」

「それはワイルドワンズの思い出の渚だよ~」

「♪風にふるえる~緑の草原~ だよ~」

なかなか面白い会話でしたね~ 

「リーバイス501」という曲は、
新しいアルバムに入れてもらえなかったらしく、
「なのでライブで歌います」とのこと。
ちょっとユニークな、(やはり落とされるわな~)という曲(苦笑)
途中で、会場との掛け合いを入れてくださいます。

「ボクが歌いだすので、皆さんついてきてください。
 どんな歌が出てくるか、すぐについてきてくださいよ」

ちょっと、記憶があいまいですが、こういう曲の(下記)歌いだしで、
続けて会場全体が歌いましたね。うまく歌えると、
正解!って言われましたよ~(笑)
盛り上がりましたね!!

♪あ~、だから今夜だけは~

♪飲んで~飲んで~飲まれて~

あともう1曲、なんやったかな・・・最後に

♪風に震える~(笑)

加山雄三さんをちゃっかり入れて(笑)

加山さんといえば、新アルバムに入れたという
「幸せになろうよ」は、加山さんをリズペクとして作ったのだとか。
確かに、イントロは加山さんのメロディに似てましたね。

「加山さんの歌は、♪もしもこの船が・・・お嫁においで、とか
 ♪ボクの行くところに ついておいでよ~、とか、
 相手の都合も考えずにね、言うんですよね~
 ぼくらのフォークは、例えば伊勢正三の曲とか 
 ♪君がどうしても帰りたいなら 止めはしないけど~
 なんて相手を気遣ってばっかりなんですよ・・」

会場も爆笑。なので、加山さんになりきって作った、らしいです。
間奏の間に、「幸せだな~ボクは・・・」とセリフまで入れてくれました(笑)

「からたちの小径」という曲は、島倉千代子さんに提供した曲、
亡くなる前の、最後の曲になったそうで、録音もスタジオを押さえてたのに
「もう時間がない、声を残しておきたいから」という電話をもらい、
急遽、島倉さんの家に機材を持ち込んで録音したんやそうです。

「最初、依頼を受けてOKを出してから半年くらい音沙汰がなくて。
 企画が変わったのかな・・・ははん・・・さだ(まさし)に行ったのか?
 (爆笑)なんて思ってたら、電話があって、具合が悪かったんだそうです~」

こうせつさんが歌っても、やっぱりちょっと島倉さんぽい感じの曲でした。

「いよいよ最後の曲になりました」

会場から、「え~~~っ」というブーイング。

「最後は、あの曲しか残ってません」

順平さんがバイオリンを持って、そうです! 「神田川」!

もうね。やっぱり、泣きそうになります。
ダンナは、この曲を聴いて学生結婚にあこがれたとか。
私も、高校3年の時に出た曲ですが、強烈な印象があります。

♪何も怖くなかった、ただ、あなたのやさしさが怖かった

なんか知らんけど、そんな経験ないけど、絵が浮かぶ歌詞。
すごい歌やな~って思います。

会場の大きなアンコールの声と拍手で、ハケた3人が再登場。
このコンサートのタイトルにもなった、「おもかげ色の空」です。
ファンクラブの人だけやなく、会場の多くがスタンディングで、
この歌を大合唱! 歌えますもんね~

そしてさらにおねだりする拍手!
そのままで、「満天の星」 そうでしょ、やっぱり!
ラストは、会場全体で手を振り、キラキラさせて、大合唱!

♪ ひとりぼっちの君に降るのは 満天の星~

まだまだ、おねだりのアンコール拍手

イントロが流れると、みんな着席しました。
そうです。あの歌です。かぐや姫の曲の中でも私の大好きな歌です~
・・・何度かよし笛でも吹きましたけどね・・・

「僕の胸でおやすみ」

♪ 古いコートは捨てて 僕の胸でおやすみ

長いこと、「古いコート」は「古い事」やと思ってたけど、
着るコートやったんですよね~ 

他の曲についても、いろいろ話をされたし、
書きたいことはキリなくありますが、とりあえず、
今日のところはこれで(苦笑)

それにしても、南こうせつさん、御年70歳。
かろやかで、は切れの良いコンサートでした。

坐骨神経痛のダンナも、まぁまぁ、機嫌よかったし(笑)

お疲れさんでした!