おかんのネタ帳

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西九条で「未来」

2019-05-28 13:16:41 | 演劇・舞台
先週末、大阪クレオ西・子どもセンターへ、東京芸術座の舞台稽古を観に行ってきました。
舞台稽古ということで、学校関係や演劇鑑賞会、地元の劇団の人などが来られてました。



上演作品は、「未来」。
「いじめ問題」を扱った作品で、学校公演で上演されるようです。

とは言え、「生徒の自殺」をめぐる話なので、学校公演でも、
ちょっと難しいテーマかも知れませんね。



小さなホールで舞台も狭いのですが、かえって声も良く聞こえるし、
物語がストレートに伝わるような会場でした。



あらすじは・・・

高2の時、同級生の男子が自分に「今から死ぬ」と言われ、
自殺してしまったことから、心を病み、
高校を中退してボランティア活動をしている姉、

「いい人になりたいから」

同級生が自殺したのに他人ごとのようにふるまう弟、
でも、死んだ同級生の遺書に彼の名前が書かれていたことから、
家族の苦悩が始まる・・・

様々な人と出会いながら、困難を克服して、
姉弟が再生への道を歩んでいくのですが、
家族の問題、人との出会いや心の交流をリアルに描き出し、
希望を探す姉弟の姿が描かれています。

「ボクは何もしていないんだ。見て見ぬふりをしてただけなんだ」

いじめを受けている同級生、それを傍観している者は加害者と同じだ。
過去に同級生を失って心を病んでいた姉は、
医師の言葉に従い、日記に自分の気持ちを書いていました。
3年の時が流れ、当時の教師や同級生と話したことから、
失っていた自分の「未来」を取り戻す気持ちになるんですね。

弟を促して、自死した同級生の家へと向かうのですが・・・
自死を選んだ同級生は、クラス全員それぞれに宛てて遺書を書いていたんですね。
傍観していたのはクラス全員だったんです・・・

ちょっとくらい話ではあるけど、最後は若い二人が前を向いていく終わり方で、
なんとか、希望が見つけられるかな、という感じでした。

15時開演で、終わったのが16時40分ごろ。
なので、演劇鑑賞会の先輩と二人で、
最寄り駅、西九条のJR高架下の居酒屋へ・・・

「まだ早いんじゃない?」

「大阪やし、やってますよ~」

17時になってなくても、「ガンガン営業中」でした。



早速、生ビールに、いろいろ注文。



「紅ショウガの串カツ、ご存知ですか?」

「えっ、知らない~」

関東出身の先輩は、ご存知ないようです。



ソースに二度付け禁止の大阪名物串カツ、
「紅ショウガ」の串カツは、関西人(特に大阪人!)には、
ソウルフードのようなもんですよね。
「紅ショウガ」天ぷらも、あるし。
ピリリとしておいしい~



生ビールはお腹いっぱいになるんですが、
3杯目は、レモンサワーで。
生ビール298円、レモンサワーは336円やったかな。
ひとり約3000円弱で、お腹いっぱい、ほろ酔いに。



高架下の大衆居酒屋「まんまる」さん。

19時過ぎに終了しましたけど、お店はそこからが書き入れ時ですね。



奥の看板「トンネル横丁」・・そそられますけど、
こういうカオスなところが大阪らしいですよね~

それにしても、1週間で3回も大阪行き。

よ~やる~