おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

ハレの日はお餅

2015-01-11 10:58:55 | 日々のつれづれ
おかげさまで、あなんさん、良くなってきました。
まだまだ、お薬はつづけないとあかんのですけどね。

それにしても、ニャンコのお医者さん通いだけでなく、
今年は、な~んか、新年から忙しいです・・・

某事務所も、この3連休に新年のイベントをやってたりして、
その準備やからで、あわただしい年始め。
一昨日は、私もお餅を丸めるのを手伝ったり・・・

お餅と言えば、年末のお餅つきの写真をアップしてませんでしたね。
別に、写真のお餅を見たところでどうってことないんですけど、
わが家の餅つき器に、丸餅キットが付いてるのを、
みなさんが、へ~って、驚かれるんで、紹介しときます。

タイガーの餅つき器なんですが、もう、35年ものです。
当時は、パンもこねられるし、っていろんなことやったけど、
最近は、年に一度、年末の30日に出して使うのみ、です。

1升(1,4kg)ずつ、蒸す、こねる、をやります。
つく、んではなくて、こねる、んですけどね。

そのあと、丸餅キットを設置して、
そこにつきたてのお餅を入れて、くりくりまわすと、
丸い穴からお餅が出てきて、それをレバーで切るんです。

それが、これです。



3回ぐらいまわしたらちょうどよい大きさの丸餅あできあがり。
それに、あんこを詰めて・・・



こんな感じで、あん餅ができあがります。
最近は、あまり食べないので、丸餅を1升、
あん餅も1升、と、2回しかつきません。

昔は、のし餅(あとで切るんですけど)とか、
うるち米をいれたのし餅とか、黒豆を入れたり、
食紅をつかって赤いお餅をつくったり・・・
おばあちゃん(だんなの母)がいた頃はいろいろ作りましたね。

あん餅は、例年のように、姉の家やら友人宅やらに配り、
わが家用は、お正月用に少しおいて、あとは冷凍保存。
また、そのうち、解凍して食べます~

ずっと前に、「お餅」で特集記事を書いたことがあります。
野洲の大篠原にある、大笹原神社(本殿が国宝!)の中に、
大篠原神社の社がありますが(国の重要文化財)、
鏡餅の発祥の地で、別名「餅の宮」っていわれてるそうです。

この地域で良質のもち米がとれ、篠原餅というのが売られたとか。
今は残ってないんですけど、街道を行き交う旅人の間では、
人気やったらしく、この良質のもち米に感謝する思いから
「餅の宮」が建てられたと伝えられているそうです。

お餅は、ハレの日に作られるもの。
「ハレの日」とは、晴れ着、晴れの日、とかつかわれるように、
非日常=特別な日のことですね。

お餅は、特におめでたい時に、ついてお祝いしました。
お正月や結婚式とかはもちろんですが、
農家が多いこのあたりでは、昔、よく、
田植えが終わったあとや、稲刈りのあとに、
おはぎや、あん餅をいただいたことがあります。

子どもが生まれてもお餅をいただいたし、妊娠して、
腹帯をしたら「はらみ餅」なんていうのもいただきました。

滋賀や京都ではきかないけど、新潟とか、米どころでは、
子どもが1才になると、お餅を背負わす行事もありますね。

今ならいつでもお餅は食べられるけど、
昔は、ハレの日だけやったお餅。

今年の家内安全、無病息災を祈りながら、
冷凍したお餅を、いただくとしましょか~