団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

吹屋小学校

2008-07-15 18:07:49 | 
                 吹屋小学校

                         2008年7月14日(月)作成

 吹屋ふるさと村のみやげ店に入って物色していると、「吹屋小学校に行かれましたか?」と店主が行くよう勧めてくれた。
 
 その校舎は、私が今までに見た中で、間違いなく一番古いものだった。なんの変哲もないプールが、校舎に不釣合な新しいもののように見えた。

 パンフレットに、次のように紹介されている。

 吹屋小学校の校舎は、1900年から1909年にかけて建築され、使用している木造校舎としては日本一古いもので、ほぼ一世紀を子供たちと共に生きています。日中に見る校舎は、どこか懐かしいような心地にさせられます。また、夜はライトアップされ、暗い山の中に浮かび上がった校舎はその歴史を語りかけてくれるようです。

 この古い木造校舎が建て替えられず、なぜ残ったのか分からないが、児童の数が少なく、立替予算を付けるのが困難だったのかもしれない。(現在児童数は6名ということです。)
 また、校舎が歴史的に価値のある立派なものということで、地域住民が保存を働きかけたのかもしれない。

 確かに、古いけど、洋風でモダーンな佇まいをしており、見る者をして飽きさせない。
 妻は目敏く、2007年秋篠宮の「生き物文化誌学会開催記念」植樹を見つけて、何か言っていた。(私は皇族には関心がないので聞いていません。)

 しかし、この学校も、児童数6名では、廃校になることは時間の問題だろう。
 隣接の中学校は既に廃校になり、大改修をして「ラ・フォーレ」という宿泊・研修施設になっている。
 この小学校は、改修などをせずに、ぜひ今のままで保存してもらいたいものだ。

注 7月6日「吹屋ふるさと村」を参照してください。
コメント
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