マツダとトヨタのアラバマ工場
2019年5月7日(火)
マツダとトヨタのアメリカでの新工場の建屋の建設が始まりました。
4月25日の中国新聞です。
この合弁事業は半分ずつの出資です。工場長がマツダから出ているというのが、考えさせられます。どう考えても、この合弁事業はマツダ側にメリットがあります。いわばマツダとしてはトヨタに借りがあるのに、トップをマツダが握った! というより、トヨタが譲ったということだと思います。トヨタって、そういう会社なんです。
マツダとトヨタが15万台ずつ生産するということです。がしかし、マツダの一部はトヨタへのOEM供給になります。マツダがアメリカでいきなり15万台販売するというのは、無理がありますので。
次からは私の推測です。
①生産車種は、CX-60です。CX-5の上級車種ですね。FRで直列6気筒3000ccのエンジンを積みます。
この車は、来年2020年に日本では発売されます。同じ年、マツダ6(アテンザ)がモデルチェンジしますので、まぁ、兄弟車種ということです。マツダ3とCX-30との関係と同じようなものです。
直列6気筒3000ccエンジンを搭載する車が日本で売れるとは到底思えません。多分クラウンよりか高くなると思いますので。
マツダの高級化路線が成功するか否かは、ブランド価値を高めることができるかどうかにかかっていると思います。車自体は良いですから。
話は変わりますが、CX-30にREのレンジエクステンダーを出すって話です。シーリーズハイブリットと思いますけど。リア荷室下に、エンジン、発電モーター、コンバーターをコンパクトにまとめ、荷室の犠牲はそれほどないと言います。フロントに駆動モーターを積みますので、リアエンジンフロントドライヴの車ということになりますが、おそらく世界初と思います。燃費は25から30㌔の間と思います。ガソリン車に比べ+40万円以内におさめることができれば大成功でしょう。フロントリアの荷重比は、40:60くらいになると思いますので、回頭性が優れドライヴして楽しい車になると思います。来年には発売になると思いますので、buy候補車となりそうです。