団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

講習連絡書

2019-05-23 06:51:02 | 

講習連絡書

2019年5月23日(木)

 広島県公安委員会から、「講習連絡書」なるものが来ました。もう2か月前くらいです。

 

 

 「運転免許を更新するには、あらかじめ高齢者講習を受けていなければなりません」とあります。

 そりゃ、いいのでありますが、講習に5,100円要るとなっています。

 あれっ!免許更新の際、更新手数料を取られるんじゃなかったっけ!二重取りでありますな。「二重取り」というのは、一緒に併せて行えば手数は1回で済むので、安くなるんじゃなかろうかと思ったのであります。

 かつ、民間企業が行っていることも、問題を感じます。自由競争又は競争入札で講習場所により金額が違うというのならまだ理解できますが、「公定料金」になっています。不合理な儲けが発生するのではないかという疑問が湧くのであります。

 

 ところで、最近高齢者の交通事故がマスコミの話題になっています。つい最近では、池袋で母子が死亡した事故です。80代の運転車は、アクセルが戻らなかった、ブレーキが効かなかったと主張しているようでありますが、恐らく多分アクセルとブレーキの踏み間違いでありましょう。

 

 高齢になると運転技能が衰えることは間違いありません、高齢者の私が言っているのですから、説得力があります。(笑)

 

 ところが、年齢が増えるほど、運転に自信があるが増えている!

 これ、質問の仕方の問題かもしれません。

①若い時と較べて運転が上手になっていると思いますか、下手になっていると思いますか?

②若い時と較べて運転に慎重になっていると思いますか、慎重さが無くなっていると思いますか?

 この問いだと、恐らく多分、「上手になっている」という率は低くなっていくと思います。一方、「慎重になっていると思う」は、高くなっていくと思います。

 高齢者は、この①及び②を総合判断して、「安全に関しては」「自信がある」という風に思っているのではなかろいうかと思うのであります。

 

 私自身も運転は下手になっていますが、慎重さは増しています。総合的に判断して、だんだん自信はなくなっていますが・・。ただ、自動ブレーキは大きな助けとなっています。池袋の事故もこれが付いて作動していれば起きなかったのであります。

 

 高齢者の事故がセンセーショナルに報道され、「自主返納」の圧力が強まっているように思います。私ゃ、いかがなものかと思いますです。免許更新の際的確性を正確に判定するような仕組みにすれば良いでしょ!と思います。運転の的確性って年齢で一律に線引きできるものじゃありませんです。

 

 国は直ちに免許更新の際の的確性を確認するための的確なメニューを検討すべきであります。

 

 まず、全ての免許更新者に対して、実際に運転してチェックするというメニューを加えるべきであります。

 私ごとで恐縮ですが、私は大型免許を持っているのですが、現時点で運転チェックをされたら、的確性がないと判断される蓋然性は極めて高いです。なぜなら、免許を取っただけで大型車を運転したことが全くないからであります。

 

 一方、高齢者の移動手段の確保も重要でありますので、限定免許の創設をすべきであります。例えば、自動ブレーキ付きの車両に限定した免許を設けるとかであります。

 

 先にも触れましたが、高齢者はとっとと自主返納すれば良いといった社会風潮が起こることが一番懸念されることです。

 

コメント
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