丸山議員 2カ月休養
2019年5月30日(木)
北方領土問題を巡り「戦争」に言及し、日本維新の会から除名された丸山穂高衆議院議員が、「2カ月間の休養が必要」との診断書を出しました。
25日の朝日新聞です。
これ、みえみえであります。
2カ月というと、国会が終了しますので、問題をうやむやにしようという意図と思われても仕方ありません。
病名は「適応障害」ということであります。かつて、同病で治療を受けたことのある私が一言言わざるを得ません。程度にもよりますが、「寝込む」ような病気ではありません。医師からは、気分転換が良いと言われましたので、私はwifeと自動車で旅行しました。まぁ、知らない人からすれば、病気なんてなものには、見えないのであります。
現皇后になられた雅子さんが、やはり同病で現在も治療をしておられます。以前の話ですが、遊びには行くけど皇室の行事に出ないのはいかがなものかといった批判があったと聞いています。「遊び」は気分転換になるのでむしろ良いのです。「皇室行事」がストレス源になっているので、それは避ける必要があるのです。
さて、丸山氏の病気の程度がいかがかは分かりませんが、大いに気分転換を図って、世の皆さんの前に姿を現してもらいたいものであります。もっとも、この方のストレス源は、恐らく多分、衆人の前に姿を晒すことだと思いますので、こりゃ、議員たるに相応しくないというか資格もゴカクもないと言えましょう。
もう一言言わせてもらいましょう。維新の松井代表は、「2カ月も出て来られないなら、まずけじめつけて早く辞めて、治療に専念してもらいたい」と言っています。私も「早く辞めて」というのは同じ考えです。
ただ、維新にとっては、他人事ではありませんですよ。所属議員が不祥事等を起こしたら、「除名」する前に丸山氏から事情聴取をして、処分及び辞職勧告をする必要があるでしょう。それが維新にとっての責任の取り方です。「口先」だけで「辞めて」なんて発言は、アホらしいので「止めて」と思います。
なお、この「診断書」により、議員運営委員会の本人聴取ができなくなった訳でありますが、私は医師立会いのもと、行えるように制度を改める必要があると思います。でないと、世間では丸山氏が「仮病」を使って逃げまくっていると見ているかも知れませんよ。丸山氏の名誉のためにもそうすべきであります。