水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

研究授業

2009年06月17日 | 日々のあれこれ
 今日、研究授業を見ながら考えた。
 授業はこうやって少しでも教えてもらえる機会があるからいいけど、バンドの指導法ということになると、よほど意図的に学ぼうとしないと、ほんとに我流の極致に陥るのではないか。
 さいわいにして自分の場合は、すぐれたバンドディレクターと知り合うことができ、また他校の優秀な顧問の先生がきさくに教えてくださったので、とんでもなく変なことは教えてないと思う。
 もともとの音楽的センスはすばらしいし(だからこの一言がよけいやっちゅうねん)。
 コンクールや発表会では、独創的な指導をされてそうな方もけっこうみかけるのは事実だ。
 で、そういう方は、よほどのきっかけがないかぎり、そのままでいらっしゃるような気がする。
 学ぶ人は、どんどん学ぶものだ。
 じゃあ、研究授業は授業を変えるかというと、実はそんなに変えないような気がする。すくなくとも校内レベルの研究授業では。
 えらそぶるわけではないが、自分の授業の質を変えたものを思い起こしてみると、それは校内の研究ではなく、自腹を切って研究の場にでかけていき、そこで外部の先生と知り合った経験であり、予備校の授業を一生徒として受講した経験である。
 身銭を切って学ぶというのが、一番大事なのかもしれない。
 
 
 
 
コメント
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