水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

西部地区研究発表会

2009年06月21日 | 日々のあれこれ
 保護者のみなさま。昨日は狭山市民会館まで足をおはこびいただき、まことにありがとうございました。おかげさまで楽しく演奏することができました。これからコンクールに向けてがんばります。


 前日まで本校大講堂という日本で最も残響の少ないハコで練習していたせいか、本番の演奏は実にひびいて聞こえた。
 この部分のこのパートは、こんなに吹いていたのか、と思う部分もあった。
 なんにせよ、3学年全員でステージに乗るという第一目標を達成することができた。
 講師の先生からは、「個々の技量を高めていってほしい」「バランスに気をつけて音楽作りをしてほしい」などのお言葉をいただいた。
 顧問として理解しているつもりだ。
 ふだん部員に言っていることでもあるので。
 ただ、音楽よりも大事にしないといけないことが部活動にはある。
 純粋な一聴衆としてあの演奏を聴いたら、たぶん粗っぽいなあと感じるだろう。講師の先生が感じられたように、ここはもっと伴奏を抑えないといけないとか、fの出し方が雑とか感じただろう。じっさい毎日感じてるわけだし。
 個々の技量アップは当然考えている。というかそれしか考えていないと言ってもいい。
 でも技量アップする前に大会はやってくる、コンクールもある、文化祭もあり定演もあり、気づいたら卒業してしまうのだ。
 その時点で部としてできる最もいい演奏をすること。
 他人から何を言われてもいいと開き直るつもりはないが、結果的にどんなに下手でも、その時点まで一生懸命やってきたことの現れであれば、自信をもって人前にお出しする。
 「上手な演奏」なんて小さな目標で部活やってるつもりはない。
 バランスがむちゃくちゃでも、ソロがおちても、チューニングがあってなくても … 、いや、それはよくないな。
 バンドディレクターの先生いつも言われるように「あってないものはあってない」のだ。
 いただいた講評を真摯にうけとめて練習していこう(なら最初からそう書けばいいのに … )。
コメント (1)
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