水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

11月7日

2009年11月07日 | 日々のあれこれ
 今週は祝日と模試で二日授業がなかったので、授業的には少し余裕だったが、「アルヴァマー序曲」はちょっとあせってきた。
 インフルエンザや補習で全員がそろわないのもつらい。
 なかなか曲になっていかないのもつらい。
 部の雰囲気も重い。
 きっと上級生達は、なんとかしたいともがいていることであろう。
 人間に波があるように、部という一つの活動体にも波がある。
 しかしつらいときは、飛躍の前のふんばりどこなのだ。
 長期的展望では楽観的に、目の前の現実にはほどよくアドバイスをしながら、煮詰まらないようにするのが顧問の仕事かなと思う。
 つらい時に逃げようとする子はやはりいる。
 商売柄、逃げようとする子にはふんばれとは言うけれど、最終的にはこの子は逃げるタイプかなと、わりに早く気づくのも事実だ。
 大人でも同じだ。
 いざというときに逃げる人と、立ち向かう人との二種類がいる。
 ちがった。逃げる人と逃げ遅れる人の二種類だ。
 神様は、最終的には逃げ遅れた人の方にちょっとだけ幸せを分けてくれるような気がする。
 
 
コメント
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