水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

仕分け

2009年11月26日 | 日々のあれこれ
 「事業仕分け会議」の場で、教員の増員を主張する文科省に対して、事務仕事の簡略化をはかるべきだととの返答があったというニュースを見た。
 民主党さん、わかってらっしゃる。
 教員を忙しくさせているものに、大量の事務仕事がある。
 さいわい私立学校勤務なので、公立の先生ほどペーパーにふりまされてないが、いろんな人の話を聞いたり、本の読んだりしてると、けっこう大変なものであるという想像はできる。
 さらに言ってしまえば、教員の事務処理能力は、中央のお役人さんよりは低い。
 ていうか、能力を使おうとする方向性がちがうのだ。
 かりかりまとめてるより、一緒にドッヂボールしてる方が好きだから、教員になるのだ。
 教育関係者なら皆賛成すると思うのだが、文科省が一年活動を停止してみたらどうだろう。
 もちろん給料は支払う。
 お金はあげるので、たのむからよけいなことしないで、じっとしてて。
 そしたら俺ら自分であれこれやりたいことやるからという感覚だ。
 本当に実現したとして、現場の教育活動にはまったく支障がないことが予想される。
 万が一、そのために支障があったなら、その分野についてだけお役人さんに調整してもらう。
 だいたい、文科省が今までやってきた施策で、何か日本の教育をよくしたと言えるものがあるだろうか。
 自分たちのやったことについては何らかの反省をまとめて発表したという話は聞かないのだが、現場の教員には、やれあれを書け、提出しろと言うのは、どうなのだろう。
 ここは思い切って文科省自体を、蓮舫さんにがっつりきっていただきたい。
 できることなら、返す刀で、あなたはここはだめ、そんな仕事しなくていい、こそんなプリントはむだです、全部いりません、ときつく叱ってほしい。
 あと叱ってほしい人としては、柔道の山口香さんかな。
 
コメント
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