水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

コミュニケーション

2009年11月29日 | 日々のあれこれ
 学校説明会の四回目が昨日おわり、今年度の個別相談も終わりがみえてきた。
 あとは12月に2回。塾の相談会はこのあとは入っていないので、残り数十組というところだろう。
 話しやすい方とそうでない方がいるのは当然で、相性もあると思うけど、こちらが話していることに適度に反応してもらえるかどうかで、ずいぶん変わる。
 それだけのことといえば、それだけのことなのだが。
 そして、その反応のしぐあいは、見せていただいている成績との相関関係が高いと感じる(書き方に気をつけないといけない内容ですね)。
 
 ~ じつはコミュニケーション能力とはいたって単純な者です。人と話す上の基本的な力のことなのです。
 たとえば、もし面接会場の扉がしまっていれば、明ける前にそれをノックする。そして、部屋に入る際に会釈をして、自分の名前を言う。すすめられてから席に座る。こんな当たり前な一連の動作を、多くの学生はできないのです。  (田中秀臣『偏差値40から良い会社に入る方法』東洋経済) ~

 就職活動をする大学生向けに書かれた本にさえこんな記述に出会う。
 子ども達は、コミュニケーションの基本を身につけないまま、大きくなっていくんだろうなあと思う。
 もちろん、自分の若いころを思い出すと恥ずかしいのはたしかだけど、勉強と同時に、こういうことこそ意図的に教えてあげないといけないのではないかと、最近とくに思う。
 
 
 
 

 
コメント
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