試験前の部活のない貴重な日曜は、試験問題づくりと添削と塾の説明会という充実した内容だ。
いえ愚痴ではありません。
200字要約を読んでいると、どれくらい読めているかがほんとにわかる。
とくに一文と一文とのつなぎ方にそれが現れる。
授業で読んだ教科書教材の要約だから、書くべきことば、書くべき内容は、そう大きくははずさない。
AとBとCを書けばいい。
ただし、AでありBだからCとするのか、AだからBと言えCにもあてはまると書くのか、そこに理解度が現れる。
要約は国語力がつくとよく言うが、むしろ国語力がよく現れる。
添削にあきると試験にもどる。
添削で見えた問題点を、試験問題に反映させようと思ってみると、おのずと問うべき箇所は見えてくるし、問い方も決まってくる。
うん、添削しながらの問題作成は実に本質に近づける。
結果としてできる問題は、記述式でもいいし、選択肢でもいい。
センター試験の形式ではほんとうの国語力はわからないとおっしゃる方もいるが、そんなことはない。
いい問題さえつくれば、3問か4問で、きちっと正規分布ができる。