水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

奇跡(2)

2011年07月05日 | 演奏会・映画など

 唯一の文句を言わせてもらえるなら、2チームが別れた後のお兄ちゃん側の男子に、恵ちゃんよかったなと言ってほしかったな。いや、おれは絶対かんなちゃんだとか。
 この男子たち、旅に出る前は図書館司書の長澤まさみちゃんにぞっこんだった。
 一人の夢は当初まさみちゃんとの結婚だったのだ。
 ところが、旅に出る日に仮病での早退を手伝ってもらったあと、保健の先生もいいと言い出す。
 ばかだよね、男子って。いや、男って。

 だいたい男子というのは、いったん女性を好きになるとそのままでいる。
 なので、長年生きていると、そういう方が増えてこまる。
 女性はたぶんファイルを上書きしてしまうので、同じ気持ちをひっぱりながら久しぶりにあう時のテンションのちがいに寂しくなることがあるものだ。あ、一般論で。

 恵ちゃん役の子の印象が強かったので、調べてみたら、おくりびとの本木さんの娘さん、つまり樹木希林のお孫さんだそうだ。
 役名は恵ちゃんではなく恵美ちゃんだった。
 栴檀は双葉より芳しとは、まさにこのことではないか。
 将来が楽しみだ。
 昨夜は、学年の呑み会。
 お誕生日であることをアピールして無理矢理祝ってもらった。
 XJapanの歌をキーを下げざるをえなくなっていた老いに哀しみはおぼえたものの、さらなる奇跡が許されるならば、もうしばらくこの世においていただき、若い役者さんたちの育っていくところを目にしてみたいものだ。

コメント
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