試験最終日。三年生は試験後に大学の説明会。
先々週のロングの時間に1セット目を行い、2セット目の今日は、うちらは他校と一緒くたのはやだ、別の日にしてというスタンスであった早慶さんの説明会だ。
わざわざご来校いただいているのだから、文句を言う筋合いはないのだが、大事な生徒さんを二時間弱も拘束してしまったことを思うと、今後の企画の見直しを進路指導部に申し入れたいと思った。
早慶を受けない子も含めて全員残して話を聞いてもらう我々としては、話を聞くことによって、大学ってどういうところか、大学は自分たちに何を求めているのかを感じ取ってほしいし、説明会に来てくださった大学を受けるかどうかは別にして、もっと勉強しようという思いを抱いてほしいのだ。
そういうことを感じさせる方もいれば、そうでない方もいる。
大学の問題というよりは担当の方の問題なのかもしれない。
今日の二大巨頭であらせられる早慶さんの方のお話を聞きながら、ほおっておいても受験生の集まる大学さんのお話だなとの感想をもってしまったのだった。
大学はブランドで選ぶのではなく、やりたいことができる大学かどうかを調べて入ってほしいと早稲田さんがおっしゃられたり、就職は結果にすぎません、就職のために大学にきてはいけませんと慶応さんがおっしゃられたら、
もし自分が他大学の入試担当だったとしたら(仮定法過去)かるく殺意を抱いてしまうかもしれない。
でも、本校の3年生はほんとにみんないい子たちだ。
ちゃんと話をきき、反応もしてあげてるし。学年主任一人ふてくされてるのはおかしいな。