二回目の学校見学会(オープンキャンパス)は、一回目に続き、昨年を上回る方にご来校いただいた。ありがたいことだ。学校長の説明のあと、今回は少林寺拳法部の発表があった。
昨年全国優勝、初のインターハイ種目となった先日の大会では、惜しくも同点2位となったものの、まさに高校生最高峰の演武だ。自分も感動してしまったではないか。
うちも来年は発表させてもらえるよう頑張ろう。
全体後の部活見学には、二人のトロンボーン経験者がきてくれた。
その一人のお母様は、毎年文化祭のライブ喫茶におこしいただいていて、ご子息もここに入ればいいなと思ってらしたという。勉強の方が少し心配でと言われるので、勉強のやり方ははいくらでも教えるので、ぜひまた来て下さいと話した。
その後少しパート練習してから再度集まって、星野高校で合同演奏する「ズッコケ男道」「炎と森のファンタジー」の合奏。
知っている曲? と訊ねると、2曲とも聞いたことがないと言う子が相当いる。
「この曲やるよ」と伝えてあって、YouTubeひとつ調べないまま合奏に臨む問題点は、明日あらためてお説教しなければ。
知らない人が多いわりには、また最初の合奏にしてはまあまあできていた。
しかし、「関ジャニ」に「SEKAI NO OWARI」の曲を聴いたことがないなんて。
じゃ、君たちは何を聞いているの。いろいろ他のを聞いてるんだろな。
それほど趣味、好みは多様化しているということで、しかも楽曲はダウンロードで手に入れる時代になっているし、CDが売れなくなったのもうなづける。オワコンなのだろう。
でも、アナログ人間としては(CDは昔ちょーデジタルあつかいだったのに)、さすがにレコード復活とまでは言わないが、CDはなくならないでほしい。
「炎と森のファンタジー」を演奏することになって、昨日、指揮レッスンの前にさいたま新都心で「TokyoFantasy」というSEKAI NO OWARIさんのドキュメントともイメージビデオとも創作とも言える映画を観てきた。
彼らが、かくも短期間に人口に膾炙したわけを知りたかったからだ。
なんでかね。たしかに曲いいもんね。
あるファンがインタビューされて「SEKAOWAの曲を聴くと元気が出る」と語っているシーンがあった。
よくある受け答えなのだが、学校の先生ってこんなこと言われることあるだろうか。
まずないだろうなあ。あの先生の授業を受けると、なぜかやる気が出ると感じさせる授業を目標にしようと突然思ったのだった。