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ジョー・メドウィック バット MLB

サインの次はジョー・メドウィックの使用バットのコレクティブル。往年の名選手レッド・シューデンティストのユニフォームと一緒に埋め込まれている。両者の関係はよく判らないがそれなりに豪華なコレクティブルと言えよう。
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ジョー・メドウィック サイン MLB

以前、大リーグで三冠王を獲得した3選手のなかの1人として取り上げたことがあるが、改めてジョー・メドウィックのサインを紹介する。彼の打撃タイトルをみると、打点王は3回獲得しているが、本塁打王と首位打者はそれぞれ三冠王を取ったときの1回だけである。三冠王としては非常に効率の良い取り方であったと言える。1930年代の選手で、当時は特別に用意されたカードにサインをして、それを商品化して売り出すということがなかったため、彼のこうしたサインは、他のものに書かれたサインを切り取ったりして作成したものに限られる。このサインは、100%確実ではないが、感じからして、小切手の裏面に書かれた裏書部分を切り取ったものではないかと推察される。
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レジー・ジャクソン ユニフォーム MLB

「ミスター・オクトーバー」ことレジー・ジャクソンのコレクティブル。アメリカ人の彼に対するリスペクト振りはなかなかのものという印象がする。よく判らないが、おそらく選手時代に、人間性の素晴らしさを示すエピソードがいくつもあるのに違いない。
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ミノタウロス 佐藤亜紀

ピカレスク・ロマンの傑作という本書。確かに犯罪者の1人称で語られる飾りの少ない描写というピカレスクのお作法に忠実な小説で、話の内容も「荒野を駆け抜ける」という修辞句がぴったりな寂寥感、疾走感に満ちている。悪の道をひた走る主人公の心うちを冷静に描写していく才能、こうした小説をどうやったら書くことができるのか、凡人の理解を超えたものがある。ひたすら事実を記述し、読者の共感や感情移入を拒否し続ける本書だが、わずかに作者の意見が表明されているのが「ミノタウロス」という題名だろう。この題名だけが作者が直接読者に問いかける会話だ。個人的には、ピカレスクの精神が徹底された見事な内容と比べて、この題名はややストレート過ぎる気がしないでもない。(「ミノタウロス」佐藤亜紀、講談社)
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