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Future Watch 書評、その他
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今年のベスト10
今年5月にブログを始め、備忘録として読後の感想を書き始めてから8か月。読んだ本の数は、読んだが感想をブログに書かなかった本も合わせて130冊くらいになったようである。これまでの年間読書量のペースを考えると、冊数としてはブログを始めたことが読書量の増加につながったように感じられる。対象の本の数から言うと恥ずかしいような気もするが、今年の締めくくりに、今年読んだ本のなかから、自分なりのベスト10を選んでみたいと思う。
①赤朽葉家の伝説 桜庭一樹
作者の言う「おかしくて、謎めいた、ワンダフルワールド」に浸りきり、これ まで体験したことのない楽しい読書ができた。今年のNo.1。
②スコーレNO.4 宮下奈都
静かな語り口でここまで豊かな情感を伝えることができる作者の力量にただた だ脱帽。
③サクリファイス 近藤史恵
取り上げた題材の良さもあるが、「一週の風になれ」「風が強く吹いている」 の路線に少しミステリーの味付けもあり、最も楽しめた。
④紐育ニューヨーク 鈴木ひとみ
本の内容の面白さもさることながら、作者からコメントをいただくという栄誉 に浴した。ブログを始めて良かったと最も強く感じた一瞬でした。
⑤鹿男あをによし 万城目学
関西出身の作家の勢いを強く感じた一冊。とにかく面白かった。
⑥ミーナの行進 小川洋子
これぞ読書という感じで、読んでいるときの充実感が今でも思い出される。
⑦カカオ80%の夏 永井するみ
若者の感性とか思考の流れが見事に伝わってきた。
⑧夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦
なんとなくずれた主人公に、何となく現実と少しずれた奇妙なストーリー。は まってしまったという感じだ。
⑨風が強く吹いている 三浦しをん
「一瞬の風になれ」の評判が高く、ランキングなども上位にあるようだが、個 人的には圧倒的にこちらを推したい。
⑩ジェネラル・ルージュの凱旋 海堂尊
白鳥・田口コンビ3部作のなかで、最も校正がしっかりしており、緊張感があ る作品だと思う。
番外として、文庫で読んだ「戻り川心中」連城三紀彦、とにかくミステリーとし ての面白さと人間の描写の素晴らしさの両面を兼ね備えた最高傑作ではないかと 感じた。
①赤朽葉家の伝説 桜庭一樹
作者の言う「おかしくて、謎めいた、ワンダフルワールド」に浸りきり、これ まで体験したことのない楽しい読書ができた。今年のNo.1。
②スコーレNO.4 宮下奈都
静かな語り口でここまで豊かな情感を伝えることができる作者の力量にただた だ脱帽。
③サクリファイス 近藤史恵
取り上げた題材の良さもあるが、「一週の風になれ」「風が強く吹いている」 の路線に少しミステリーの味付けもあり、最も楽しめた。
④紐育ニューヨーク 鈴木ひとみ
本の内容の面白さもさることながら、作者からコメントをいただくという栄誉 に浴した。ブログを始めて良かったと最も強く感じた一瞬でした。
⑤鹿男あをによし 万城目学
関西出身の作家の勢いを強く感じた一冊。とにかく面白かった。
⑥ミーナの行進 小川洋子
これぞ読書という感じで、読んでいるときの充実感が今でも思い出される。
⑦カカオ80%の夏 永井するみ
若者の感性とか思考の流れが見事に伝わってきた。
⑧夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦
なんとなくずれた主人公に、何となく現実と少しずれた奇妙なストーリー。は まってしまったという感じだ。
⑨風が強く吹いている 三浦しをん
「一瞬の風になれ」の評判が高く、ランキングなども上位にあるようだが、個 人的には圧倒的にこちらを推したい。
⑩ジェネラル・ルージュの凱旋 海堂尊
白鳥・田口コンビ3部作のなかで、最も校正がしっかりしており、緊張感があ る作品だと思う。
番外として、文庫で読んだ「戻り川心中」連城三紀彦、とにかくミステリーとし ての面白さと人間の描写の素晴らしさの両面を兼ね備えた最高傑作ではないかと 感じた。
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