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ロードオブザリング スケッチ R・TERANISHI

 「スケッチ・カード」というコレクティブルについては既に何枚か紹介済みだが、まだ紹介していないものが少し残っているのでここで紹介しておく。
 前に紹介した時、スケッチ・カードは「新しいコレクション」ということでかなり人気があり、有名画家の手によるものは入手が極めて困難な状況にある(数十万円の値がつくものもある)と書いた。最近は少し落ち着いたのか、あるいはいろいろな種類のスケッチ・カードが制作されてやや飽きられてしまったのか、あまり騒がれなくなっているようだ。それでも、時間が経つにつれて、人気画家のものは落ち着くところに落ち着いたようで、流通市場ではほとんど見かけなくなってしまっており、そうした逸品の入手の難しさは変わっていないような気がする。少し前に紹介した「マリリン・モンロー」のスケッチ・カードなどはそうした「入手困難」な部類に入るものである。
 ここで紹介するのは<Robert Teranishi>のスケッチ・カードである。彼の作品は、質的にはかなり高い水準にあると思うのだが、とにかく枚数が多いので、あまり大切には扱われていない。実際、このカードも出来映えとしてはかなりだと思うが、特に入手が困難だったわけではない。人気がなくても自分が気に入ればそれを集めるというのがコレクションの基本だが、やはり人気のある方が、集めがいがあって楽しいという面もある。質と人気が必ずしも一致しないのがコレクションの難しいところだ。
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