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オンライン講義 天文学入門(9)

天文学入門その9で7回目の視聴。前回は「太陽」の誕生、核融合の開始、寿命といった太陽の天文学的特性の説明までで、今回は太陽系の惑星、彗星、流星など諸天体の特性についての解説。角運動量(回転の激しさ)、運動方程式(F=ma、力=質量x 加速度)いう概念の説明から始まって、惑星の生成、自転公転の法則性、分類の仕方など、とても分かりやすく教えてもらえた。これまでと違って具体的な話なので、モヤモヤしたところも少なく楽しく視聴できた。印象的だったのは、記憶に新しい冥王星が惑星ではなく準惑星になった理由(太陽の周りを公転しているかとか大きさや球体という形状ではなく軌道の周囲の天体と合体して綺麗にしてしまったかどうか)の詳しい説明、太陽系の火星と木星の間にスノーライン(100K)という境界(水が安定的に存在せず岩石中心の惑星になる境目)があってその内と外で惑星の組成が大きく違うという話など。また、ケプラーの法則と万有引力の法則(F=GxMm/r*r、引力=G x2つの物体の質量/距離の2乗)の関係の話も、やはり「法則」というのは発見するもの気づくもので、この法則がなかったらという問いはある意味無意味なんだということが了解できた気がした。
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