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オンライン講義 数学史6

数学史の講義は2回目。今回のテーマは中世におけるイスラム世界での数学の発展史。ギリシャ、ローマ、インドで発展した数学に関する書物の翻訳や研究の場としてイスラム帝国が設立した「知恵の館」を中心にして、10進法、位取り記数法といった今我々が使っている代数の基礎とも言える表記法が発明されるなど、彼の地における数学の進歩によって数学が特別なものではなくなっていったという説明を聞いた。「知恵の館」の代表的人物がアル・フワリズミーという数学者だそうで、その2次方程式を図形を使って解く考え方が面白かった。次回は、ヨーロッパからイスラムへ渡った数学がもう一度ヨーロッパに戻ってどのように発展したかを解説してくれるとのこと。
イスラムの「知恵の館」の学者
・アル・フワリズミー
・ウマル・ハイヤーム(詩人)
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