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オンライン落語 三遊亭白鳥独演会

今年の3月のSWA公演でネタおろししたという演目「桜の夜」の再演をオンラインで視聴。内容は1時間を超える長講一席とコーディネーター広瀬氏とのトークの二本立て。「桜の夜」は、白鳥師匠自身が「私小説落語」と命名する通り、新潟から上京してから創作落語の第一人者としての地位を確立するまでの紆余曲折やコロナ禍の落語家としての苦労などを織り込んだ一席で、中学生の自分、現在の自分、10年後の自分が登場する内容。人情噺的な作品だが、創作落語の第一人者として自分の作品を後世に残したいという強い思いが伝わってくる熱演だった。後半のトークでは、広瀬氏がその思いの原動力になった出来事や背景などを上手に引き出してくれていて面白かった。
(演目)
桜の夜
 
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