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オンライン講義 天文学13
今回のテーマは「人類と文明」ということで、地球外生命を探索す試行錯誤の歴史をわかりやすい解説。試行錯誤は1960年くらいからCETI(Communicatin with Extra-terrestrial Intelligence)という名称で始まり、その時にドレイク方程式というものが提唱された。これは地球との交信可能な文明がどのくらい存在するかを導く方程式で、1960年当時の知識ではおおよそ10個程度という結論だったという。その後、急速に宇宙に関する知識や情報が精緻化され、地球外生命探索の研究は、CETIからSETI(Search for Extra-Terrestrail Intelligence)として進化する。それに伴い、ドレイク方程式にも修正が加えられ、最新の研究では見つけられる可能性のある知的生命体のいる惑星の数は200個程度とされているそうだ。超巨大電波望遠鏡SKAを使うと、航空機レーダーや携帯電話を使っている生命体が200光年くらいの近さにいれば観測可能とのこと。
解説を聴いていて、交信しようという考えからとにかく見つけようという発想の転換が面白いなぁと感じた。
ドレイク方程式(当初)N=2
N=R*fp*ne*fl*fi*fc*L
N:交信可能な文明の数
R:年平均の恒星形成数(→10)
fp:恒星が惑星を持つ割合(→0.5)
ne:生命を宿しうる惑星の数(→2)(地球と火星)
fl:実際に生命を宿す割合(→1)
fi:知的生命の割合(→0.01)
fc:検出可能な信号を送る技術を獲得する確率(→0.01)
L:信号を出し続ける時間(10000年)
ドレイク方程式修正版 N=200
N=RGH*fs*fp*ne*fl*fi*fc*L
RGH:銀河系ハビタブルゾーンの恒星数(→1.25)新項目追加
fs:生命を育むに足る年数だけ安定である恒星の割合(→0.3)新項目追加
fp:恒星が惑星を持つ割合(0.5→0.5のまま)
ne:生命を宿しうる惑星の数(2→1に修正)(地球のみ)
fl:実際に生命を宿す割合(1→1のまま)
fi:知的生命の割合(0.01→0.1に修正
fc:検出可能な信号を送る技術を獲得する確率(0.01→1に修正)
L:信号を出し続ける時間(よく分からないので10000年のまま)
解説を聴いていて、交信しようという考えからとにかく見つけようという発想の転換が面白いなぁと感じた。
ドレイク方程式(当初)N=2
N=R*fp*ne*fl*fi*fc*L
N:交信可能な文明の数
R:年平均の恒星形成数(→10)
fp:恒星が惑星を持つ割合(→0.5)
ne:生命を宿しうる惑星の数(→2)(地球と火星)
fl:実際に生命を宿す割合(→1)
fi:知的生命の割合(→0.01)
fc:検出可能な信号を送る技術を獲得する確率(→0.01)
L:信号を出し続ける時間(10000年)
ドレイク方程式修正版 N=200
N=RGH*fs*fp*ne*fl*fi*fc*L
RGH:銀河系ハビタブルゾーンの恒星数(→1.25)新項目追加
fs:生命を育むに足る年数だけ安定である恒星の割合(→0.3)新項目追加
fp:恒星が惑星を持つ割合(0.5→0.5のまま)
ne:生命を宿しうる惑星の数(2→1に修正)(地球のみ)
fl:実際に生命を宿す割合(1→1のまま)
fi:知的生命の割合(0.01→0.1に修正
fc:検出可能な信号を送る技術を獲得する確率(0.01→1に修正)
L:信号を出し続ける時間(よく分からないので10000年のまま)
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