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奴隷になった犬、そして猫 太田匡彦
動物愛護について長年取材を続けている著者の本はこれで2冊目。前に読んだ本は2012年の動物愛護法改正までの話だったが、本書は2019年の法改正までを織り込んだ内容。さらに本書では、急速にブームになった猫の生体売買についても取り上げられていて非常にためになった。2012年の改正時に業界団体や一部政治家の反対で実現しなかった「8週齢規制」が2019年の改正でようやく実現したのは良いことだと思うが、その改正でも「日本犬は8週齢規制の対象外」になったり、ペット販売業者による飼育環境の定量的な数値規制が盛り込まれなかったりで、まだまだ道半ばという感じだ。本書では、販売業者の経営悪化に気をつかう環境省の規制強化に対する消極的態度が再三指摘されているが、いつの間に環境省がそんなにビジネス寄りになってしまったのか、どういう利権や政治的圧力があるのか不思議な気がする。規制強化反対の論拠は「規制するだけの科学的根拠がない」ということらしいが、「幼すぎる犬猫の売買は衝動買いを助長する」「広々とした清潔な環境の方が犬や猫の健康に良い」という単純な理屈が通らないのが不思議な気がした。(「奴隷になった犬、そして猫」 太田匡彦、朝日新聞出版)
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