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五つの時計 鮎川哲也
本格ミステリーの大御所的な作家の初期作品が10編収められた短編集。書かれたのはほぼ自分が生まれた頃、ちょうど65年くらい前の作品だ。著者の名前はよく知っているが、実際に何冊くらい読んだかはあまり覚えていない。当時の著者は若手実力派としてが期待されていたが出版社との折り合いが悪くあまり発表の場がない不遇の時代だったが、彼の才能に期待した江戸川乱歩が彼にミステリー雑誌への投稿を依頼、彼もその期待に応えて意気込んで制作した作品群とのこと。各短編には、江戸川乱歩の短い解説文がついている。収められた短編は、大半がちょっとしたアイデアを生かしたシンプルな謎解き話で、昔のミステリーとはこういうものだったんだという懐かしさが感じられるものだが、その中で表題作の「五つの時計」は、犯人のアリバイを裏付ける複数の証言者の時計には絶対に犯人が操作できないものもあるのだが、それをいかにしてアリバイ作りに利用したか、そのアイデアの斬新さに驚かされた。(「五つの時計」 鮎川哲也、創元推理文庫)
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