goo

グレッグ・グランバーグ 衣装 パークマン HEROES

数日前にサインを紹介したグレッグ・グランバーグのコレクティブル。こちらは、最近のTVドラマ「HEROES」のマット・パークマン役で使用した衣装があしらわれている。彼の2歳年上の兄ブラッドも俳優で、「24」「ER」「Without a Trace」「NYPD」等に出演している。グレッグとは微妙にダブっていないのだが、珍しく「NYPD」には両方とも出演している。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

スティーブ・サックス サイン MLB NYヤンキース

大リーグ往年の名選手で現在解説者として活躍するスティーブ・サックス選手のサイン。盗塁数こそ年間30~50と多かったが、守備もそれほどうまくなく、通算安打数も2000本に届かず、本塁打も年間数本(生涯でも54本)止まりということなので、名選手というよりも、引退後の「名解説者」と言った方が良いかもしれない。但し、オールスター出場は5回を数えており、華のある選手だったようだ。通算14年の大リーグ生活のうち、ロサンジェルス・ドジャースに8年いた後、NYヤンキースに移籍して3年在籍、さらにその後はシカゴ・ホワイトソックス、オークランド・アスレチックスと渡り歩いた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ジーン・ワルツ 海堂尊

これまでの作品ではストーリーからにじみ出てくる程度だった「現代医療の危機」「医療行政の問題点」が、本書では、冒頭からストレートに語られていて少し面食らうが、そのうちにいつもの作者らしいスピード感あるストーリーが展開されていく。物語の最後に主人公がメディアを利用して医療の危機を訴える場面は、まさに、小説という媒体を通じてそれを訴える作者の姿と重なる。また、本書を読んで、作者が作家として成功しながら、何故現役の医者を続けているのかも判ったような気がする。「チームバチスタ3部作」とは違うシリーズになるのかどうか判らないが、本書の主人公は、前作「医学のたまご」の主人公のの母親のようで、そういう意味では、すでにシリーズ化されていると言えるかもしれない。そうなると、本書で名前が登場する「医学のたまご」の主人公の双子の兄妹(姉弟)である忍の話も当然期待されるところである。(「ジーン・ワルツ」海堂尊、新潮社)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

本屋大賞 反省

昨日予想した2008年本屋大賞は、「ゴールデン・スランバー」伊坂幸太郎でした。1位から10位のノミネート作品のうち、この本だけ読んでいなかったので、昨晩早速購入しました。これから読むのが本当に楽しみです。個人的に好きだと書いた3冊は、3位、5位、7位とまあまあでした。対抗馬とした「サクリファイス」は2位と大健闘。但し本命とした「カシオペア」は10位でした。「上下2冊なので売上に貢献する」と書いたことを恥ずかしく思います。反省しています
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ドン・マッティングリー ユニフォーム MLB

NYヤンキース一筋で活躍した往年の名選手、ドン・マッティングリー選手のピンストライプのコレクティブル。彼自身の成績をみると、安打数2100本、本塁打200本と、ヤンキースの歴史を彩ったスーパースター達に比べると平凡な選手のように思えるが、NYヤンキースファンの彼に対する敬愛の念は、それらのスーパースターに負けないくらい非常に強いものがある。彼自身は、14年間NYヤンキースに在籍し、キャプテンを務めたのだが、その間1度もリーグ優勝できず、もちろんワールドチャンピオンにもなれなかった。彼が入団する前年にリーグ優勝してから長期低迷期に入り、次のリーグ優勝が彼が引退した翌年だったというから、なんだか貧乏神のような存在と思われがちだが、NYファンはそうは見ないようである。弱体化したチームのなかで、腐らずに孤軍奮闘したキャプテンとして、今でも熱烈なファンが多いのである。こうした見方は、ある意味で、アメリカ人の野球に対するポジティブな見方の反映と言えるだろう。ヤンキースファンの熱烈さを反映して、彼の背番号23はヤンキースの永久欠番になっているが、まだ野球殿堂入りは果たしていない。通常、ヤンキースの永久欠番となる方が野球殿堂入りよりも難しいと思われるが、彼の場合は逆である。こうした事実からも彼のNYでの敬愛振りがうかがわれる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2008年本屋大賞 直前予想

明日「2008年本屋大賞」が発表になります。この賞は予想が難しいのですが、余興として私の事前予想を披露しておきます。
 本命:「カシオペアの丘で」重松清
    やや冗長だが「泣かせる」重松節が炸裂。上下2冊本なので、売れ
    れば本屋さんの売上への貢献も大きいという気持ちが働くかも。
 対抗:「サクリファイス」近藤史恵
    昨年の大賞発表直後に出たというハンディがあるが、有力候補であ
    ることは間違いなし。知り合いの書店員が1票入れたと言っており、
    どこかの本屋で今年の本屋大賞はこれで決まり」というPOPを見
    かけた。出口調査では1位というところ。
 アナ:「映画篇」金城一紀
    「有頂天家族」森見登美彦
    「赤朽葉家の伝説」桜庭一樹
    私が気に入った3作。どれも傑作です。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ジョニー・ベンチ サイン MLB

大リーグのシンシナティ・レッズの往年の名捕手、ジョニー・ベンチのサイン。色の濃いところにサインされているのでサインがやや見にくいが、バランスの良い堂々とした立派なサインである。彼は2度本塁打王になっているが、大リーグの捕手の本塁打王は彼が唯一の記録者とのこと。彼の背番号5はレッズの永久欠番。1989年に野球殿堂入り。アメリカの雑誌などをみていると、彼のデザインした野球グッズの広告などをよく見かけるので、おそらくそうしたサイド・ビジネスでも活躍しているようだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

グレッグ・グランバーグ エリック・ワイズ サイン エイリアス

TVドラマ「エイリアス」のエリック・ワイズ役でレギュラー出演しているグレッグ・グランバーグのサイン。その他、映画では「ミッション・インポッシブル3」に、TVドラマでは「LOST」「NYPD」「デッド・ゾーン」等に出演している。LOST、エイリアスの監督JJエイブラムズとは幼稚園時代からの幼なじみということで、随分得をしているように思われる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アーモンド入りチョコレートのワルツ 森絵都

ピアノの名曲が巧みに効果をあげている短編が3つ収められた本書。低い年齢層を意識した作品という感じだが、表題作などは、主人公である語り手の周りの大人たちに関心を向けて読めば、私のような年配者が読んでも違和感はない。特に、2作目の「彼女のアリア」は、最も短い作品だが、読者の年齢層を超えた普遍的なテーマで、最も面白かった。(「アーモンド入りチョコレートのワルツ」森絵都、角川文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ソニア・ウォルガー CSI ジェーン サイン

TVドラマ「CSI:NY」でジェーン・パーソンズ役を演じるソニア・パーソンズのサイン。どこかで見たような顔なのだが、出演作はそれほど多くない。おそらく、どこにでもいる顔立ちで、よく似た俳優と混乱しているようにも思える。彼女は、ドラマ「LOST」でデズモンドの婚約者ペニー役としても登場しているが、同じLOSTの重要な人物ジュリエット役のエリザベス・ミッチェルとよく似ている。LOSTは、登場人物同士の意外なつながりが明らかにされることが多いが、そうした場合、顔の判別がしにくいのは非常に困る。サインは、気の抜けた、気持ちのこもっていないもので、全くいただけない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

映画篇 金城一紀

独立した短編のそれぞれの主人公や舞台が、別の短編に少しだけ登場したりしていくことで、ゆるい関連を形成する、今流行の形式の短編集なのだが、読み終えて、そのような工夫とか小説上のテクニックなど、どうでも良いことのように思えた。そのくらい最後の話「愛の泉」が、面白くて感動的なのだ。おばあちゃん思いの5人の孫たちが、意気消沈したおばあちゃんを勇気付けるために奮闘するという話だが、孫たちのキャラクターの面白さ、最後の「あれれ」というオチ、最後に登場人物のその後を簡単に紹介していく終わり方等、正に最高に面白い映画を観ているような気分だった。上映会に他の短編の主人公が集まってくるさりげない文章もいい。最初の短編が、著者の「GO」を想起させる重たい話で、やや身構えて読み始めたのだが、このように心温まる話が最後に待っているとは思わなかった。意外でもあり、救われるようでもあり、やはり作者はすごいと再認識させられた。(「映画篇」金城一紀、集英社)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

フランシス・チョウ LOST Dr.キャンドル サイン

TVドラマ「LOST」の中で、season2の中のビデオで登場する謎の科学者Dr.キャンドルを演じるフランシス・チョウのサインである。経歴を見ると彼は中国系のカンボジア人俳優で、主な出演作は、「24」「エイリアス」「JAG」「ER」等だが、役柄の名前をみると中国人役、日本人役、韓国人役等いろいろな国の人間として出演している重宝な役者のようだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

サム・アンダーソン LOST バーナード サイン

TVドラマ「LOST」のバーナード役で出演しているサム・アンダーソンのサイン。芸歴が長いだけに「CSIマイアミ」「ER」「FBI失踪者を追え」「JAG」「コールドケース」「フレンズ」「Xファイル」「シカゴホープ」等々、120本を越えるTVドラマや映画作品に出演している。但し、最初の出演作は80年代に入ってからで、それまではカリフォルニアの大学の「ドラマ学」の教授だったとのことである。数多い作品の役柄をみると、そうした経歴もあるせいか、「ドクター」の役が多いのに気づく。それにしてもこのサイン、印刷された他の文字に全く重ならずに、しかもめいっぱいにサインされている。この俳優のサインのうまさは、まさに奇跡的といっても良いように思える。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

世界のエイプリルフール・ジョーク集 鈴木拓也 

文字通り、世界のエイプリルフールのユニークな「偽ニュース」を集めた本書。気軽に1つ1つ楽しめるが、これだけの量になるとかなりの読み応えがあって、読み飛ばすという感じでなく、発信先を比較してみたり、掲載された年の状況を思い起こしてみたりすると、いろいろ別の楽しみ方もできる。本書には、いろいろな国のいろいろなメディアのジョークが100近くも掲載されているが、その中で「東京新聞」の質の高さが図抜けているのが印象的だ。大変面白いと思ったのが「シマウマ」「10人制サッカー」「牛の知能」「不定時制」の4つなのだが、何とそのうち3つが東京新聞の記事であった。朝日新聞もかつて「エイプリルフール記事」を掲載したのだが「不謹慎」との批判から2年で取りやめたそうである。東京新聞の「センスの良さ」と「熱意・勇気」に「あっぱれ」マークを贈呈したい。(「世界のエイプリルフール・ジョーク集」鈴木拓也、中公新書)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

夕萩心中 連城三紀彦

昨年読んだ文庫本のベスト1「戻り川心中」には、著者の代表作「花葬シリーズ」8編のうちの5編が収録されていた。本書は残りの3編が収録されている。もっと「花葬シリーズ」が読めるというそれだけでも大変嬉しい。また、本書には、著者の異色作「陽だまり課事件簿」という短編3作も収録されている。まず、「花葬シリーズ」3編の方は、読み終えて、やはり本シリーズがミステリーの傑作であることを再確認した。表面的な事件の表層、いろいろな周辺事情等から浮かび上がってくる思いがけない事実という重層構造が、まず読者を楽しませる。それだけでも面白いのだが、本シリーズの場合は、さらにその先に、思いもしなかった意外な別の真相が用意されている。いわば3層構造が本当に見事である。こうしたミステリーの中のミステリーという要素が、叙情的な文章で綴られている。一方、「陽だまり課事件簿」の方は著者の全く違う一面を見せられてややとまどうが、こちらはどことなくおかしくて気軽に楽しめる。しかし、そこで使われているトリックの質の高さには驚かされる。これらの作品を1冊の本にまとめた出版社の企画力に感謝したい。(「夕萩心中」連城三紀彦、光文社文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »