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ヨハン・サンタナ ユニフォーム MLB

大リーグで最高の現役投手として名高いヨハン・サンタナ投手のコレクティブル。デビュー8年目だが、2003年頃から頭角をあらわし、2004・2006年の2回サイ・ヤング賞を受賞している。2007年はやや不振で、13敗は自己ワースト記録、3年連続2点台だった防御率も3点台に落ち込んだ。まだ29歳になったばかりなので、ロジャー・クレメンス、ペドロ・マルチネスなどと並ぶ大投手への成長が大いに期待されている。
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暗色コメディ 連城三紀彦

あまりにも突拍子もない話が作品の中盤まで延々と続く。連城三紀彦の作品なので、こうした信じられないような話にも最後には論理的な説明がなされると信じて読み進めるのだが、途中で、作者への信頼もくじけそうになる。それほど、語られる話は現実離れした謎ばかりなのである。ここまで風呂敷を広げて大丈夫なのか?何か恐怖小説のように、謎が謎のまま終わってしまっても、それはそれでいいかなとも思い始める。そして、後半部分をp読み進めていくと、少しずつ突拍子もなかった話に関連が出てきて、最後にはついに論理的な説明がなされる、その技巧にはまさに驚かされる。実際、前半部の謎が多すぎて、最後に果たして全部解明されているのかも検証できないほどだが、おそらく全部説明できているのだろう。さらに作者はその上を行くどんでん返しまで用意してくれている。驚くほどの読者サービス意識を持った作者の究極のミステリーといっても良いだろう。(「暗色コメディ」連城三紀彦、文春文庫)
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ギル・マクドゥガルド サイン MLB NYヤンキース

あまり名の通った選手ではないが、1950年代にNYヤンキースで活躍したギル・マクドゥガルド選手のサインである。1951年のメジャーデビューから10年間一貫してヤンキースに在籍した。彼がデビューした51年は、ヤンキースが5年連続で世界一になった黄金時代の真ん中の年で、そのなかで彼は新人王を獲得したのだから当時は大変な人気だったに違いない。結局10年の現役生活のなかで5回の世界一を体験している。彼自身の成績は、通算安打1300本にも満たず、生涯打率も.270台と傑出したものではないが、オールスターには5回も選出されている。チームに恵まれ、時代にも恵まれた選手だったと言えよう。
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ブラフマンの埋葬 小川洋子

どこにもいないはずの生き物が突然登場して突然死んでしまう本書、SFとかファンタジーというよりは、昔よく読んだ記憶のある「不条理」を描いた実存主義の小説のような趣きだ。但し、不条理ではあるがカフカのようなえも言われない不安といったものが描かれているわけでもない。私には何かの習作のように思われた。最後の解説は、作者がこの本を書くに至った体験について述べられているが、これには完全に興ざめである。読者にとっては、不要かつ迷惑な解説なのではないかと思う。(「ブラフマンの埋葬」小川洋子、講談社文庫)
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ウィリー・マッコビー ユニフォーム MLB

大リーグ往年の名選手、ウィリー・マッコビーのコクティブル。先日、NYヤンキースのA・ロッドが通算521号ホームランを打ち、歴代15位、テッド・ウイリアムズとウィリー・マッコビーの記録と並んだとの記事が出ていた。成績は、新人王獲得、本塁打王3回、打点王2回、野球殿堂入りと立派なものである。大リーグ現役生活22年の大半はSFジャイアンツで、彼の背番号44はジャイアンツの永久欠番になっている。但し、何故だかは判らないが、途中3年だけ違うチームでプレーしている。ジャイアンツといえば、バリー・ボンズのホームランを球場の外でボートを浮かべて待つファンの姿が有名だが、そのボートが浮かんでいる入り江の名前が彼の名前にちなんで付けられた「マッコビー・コープ」である。
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おまけのこ 畠中恵

「しゃばけ」シリーズの第4弾。毎回の凝った趣向に加えて、主人公の成長を伝えるエピソード、ますます可愛さを増す妖達、深まっていく主人公と妖の絆といった要素が、相変わらずの飽きさせない工夫になっている。今のところ文庫化されているのはこの第4作目まで。私は文庫本よりも単行本で読む方が断然好きなのだが、本シリーズについては、5作目以降を単行本で一気に読み進めていくか、文庫化のペースに合わせてゆっくり読んでいくか、ちょっと迷っている。でも、本屋で見かけたら、つい手にとってしまうんだろうなぁ、と思う。(「おまけのこ」畠中恵、新潮文庫)
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ショーン・オヘア サイン&RC ゴルフ

先日のマスターズ関連をもう1枚。若手のゴルファー、ショーン・オヘアのサインである。新聞を読んでいたら、今回のマスターズは20歳代の選手の活躍が目立った大会だったと総括されていた。その記事のなかで名指しで出ていたのが、このオヘア選手だ。今大会では14位だったとのこと。これもルーキーカードにサインをしたものだ。余談になるが、彼のことを検索してみると、綴りは若干違うものの、カタカナで書くと全く同姓同名のプロレスラーがいることが判る。しかも非常に素行の悪いレスラーらしい。
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スティーブ・フレッシュ サイン&RC ゴルフ

先週のマスターズで注目された選手のサインを紹介する。まずは、最終日まで上位争いに絡む健闘を見せたスティーブ・フレッシュのサインである。ルーキーカードにサインされたものである。彼の特徴は何といっても「左打ち」であることだ。今回のマスターズのTV中継を見ていても、ミケルソンも左打ち、彼も左打ちで、左打ちの選手の画面が多いなぁという印象だった。これまでの成績はツアー3勝だがメジャータイトルはまだない。現在ちょうど40歳ということで、ゴルファーとしては最盛期を迎えているように思われる。サインは、少し素人っぽい素直な感じで好感が持てる。
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素晴らしい一日 平安寿子

昨年楽しく読んだ「グッドラックららばい」の作者の短編集。作者自身があとがきで「クスッと笑えてちょぴり身につまされるビタースウィートな大人のコメディ」「新世紀のユーモア作家」と評するだけに、結構シリアスなのにどことなく可笑しい話ばかりだ。登場人物は、それぞれダメ男であったり、なんだかピントのずれた女性であったりするのだが、ハラハラしながら読んでいるうちに、そんな主人公の生き方でも「まあいいか」という雰囲気になってくる。とにかく不思議な雰囲気をもった作品群である。人生、そんなにアグレッシブにならなくても、そこそこポジティブであることが大切なんだ、というメッセージのような気がしてくる。「グッドラックららばいい」を読んだ時も、同じような感覚を抱いたことを思い出す。主人公の行動や生き方にハラハラすると書いたが、読んでいると、これから主人公がどうなっていくのかを早く知りたいと思うようになってしまう。特に、ひょんなことから臨終の老人の家出した娘の役を演じさせられる「アドリブ・ナイト」は、何故か文学的香りのするドタバタコメディだが、これが最も面白かった。(「素晴らしい一日」平安寿子、文春文庫)
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玉田圭司 ユニフォーム サッカー

既にサインを紹介済み(2007年7月19日)だが、現在Jリーグで1位を走る名古屋グランパスのFW、元日本代表の玉田選手の柏レイソル時代のコレクティブルである。今季の名古屋グランパスの好調は、ストイコビッチ新監督の采配と強運もさることながら、玉田選手の復帰も大きな理由の1つと考える。今年のグランパスには、いつになく「もしかしたらやってくれるかもしれない」という期待がある。そのためにも、玉田には日本代表に選出された頃のようなアグレッシブな活躍をして欲しい。
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エリック・ハイデン スピード・スケート サイン

アメリカのスピードスケートのスーパースター、エリック・ハイデンのサイン。彼の名を世界にとどろかせたのが1980年の冬季オリンピック・レイクプラシッド大会。この大会で彼は、スピードスケート史上最高の偉業といわれる全種目(500m、1000m、1500m、5000m、10000m)の金メダル獲得という究極の記録を達成した。ライバル選手のミス等の幸運に助けられたというエピソードもあるようだが、全ての競技にエントリーすることが日程的・体力的に非常に困難であることは、素人の私でも容易に想像がつく。日本のトップ選手等でも「出場種目を絞って参加する」といった話を聞いた気がする。そういう意味では、彼の記録は、ライバル云々ではなく、自分との戦いという要素が強かったと言えるのだろう。
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ゲーリー・カーター ユニフォーム MLB

大リーグ往年の名選手ゲーリー・カーターのコレクティブル。いろいろなチームを渡り歩いた選手だが、メッツ時代の活躍がピークだったようである。成績は安打2000本、本塁打300本台と傑出したものではないが、捕手というポジション、各チームでのリーダーシップで現役時代から高い評価を受けていたようだ。その証拠に、オールスター出場は11回を数える。また、オールスターやワールドシリーズなど華やかな舞台での活躍が多く、その意味でも記憶に残る名選手だったようである。
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ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎

2008年本屋大賞受賞作。受賞作ということで、どうしても見る眼が厳しくなってしまうが、それでもやはりいい本であることはたしかである。緻密なストーリーで、描写も克明だがそれでいてテンポが遅い感じがしないのは、さすがというほかないし、読書中の充実感もこれまでの作者の作品のなかでも傑出しているように思える。但し、ストーリーの面白さという点では、作者の他の作品や他の作者の作品でもっと面白いのがあると思う。おそらく今回の大賞受賞は、ここ4年間、複数の作品が毎年上位にランクされ、作者別の得票では圧倒的にNO.1なのに大賞を逃してきたこともあり、どちらかといえば「合わせ技」というか、「これまでの圧倒的な業績に対して」という色彩があるのではないかと思う。(「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎、新潮社)
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ジェフ・オギルビー サイン&RC GOLF

先日、WGC-CA選手権で優勝し、タイガー・ウッズのツアー連勝記録をストップさせたジェフ・オギルビーのサイン。2006年の世界ゴルフ選手権(アクセンチュア・マッチプレー選手権)で初優勝、同年には全米オープンのビッグ・タイトルを手にしている。その後もコンスタントに活躍をしているようで、現在の若手の有望株の1人と言えよう。
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グレッグ・ネトレス サイン MLB

大リーグ往年の名選手、グレイグ・ネトレスのサイン。ヤンキースを中心にいろいろな球団を渡り歩いて活躍したらしいが、記録としては、生涯打率.250、本塁打390本というからそれほど傑出した選手でもなかったようだ。渋い玄人好みの選手だったのかもしれない。あるいは、引退後にヤンキースのコーチに就任しいるのでむしろそちらでの知名度かもしれない。彼は、サミー・ソーサと同様、改造バットを使用したことで処分されたことがあるのだが、おおらかな時代だったのか、それほど激しい批判があったようでもなく、野球界で干されることもなくいろいろ活躍している。
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