今のマスコミは、政府下請けの電通が仕切る大本営報道下にあって、必然的に購読者が減って、且つ広告料も減って、自然に潰れて行くか、単に広報誌としてかろうじて存在するのだろうか。
特に官公庁等の記者クラブに籍を置き、記事をタダで貰ってその範囲で報道しているメディアの凋落は速いだろう。
しかし、ネットの媒体もYouTubeに頼っているだけで、存続性や独立性がやがて問題化してくるだろう。乱立による競争や足の引っ張り合いも激しくなるだろう。
近頃のCLPの立民党の大口寄付による自律性、信用性の暴落もその予兆であろう。
先日、ポリタスTVでテレビから締め出された青木理が岩波の「世界」に書いたから読んでくれ言っていたので、本屋に行ってみたら「世界」は店頭になかった。
月刊誌の置き場は、ちょっと気持ちが悪い。
これから出版業界もどうなるのだろうか?岩波の本は書店の買い取り方式で返本を認めないことも時代錯誤、「一月万冊」の本の高額売りや稀少本化は非現実的だ。
所詮、本とは財産ではなく、自らの頭に叩き込む道具という消費財であるべきだ。
マスコミに見切りをつけたジャーナリストが個人ブログを造っているが、所詮一人では範囲が限られているので、長期の存続は難しいでしょう。
数人で作られるタウン誌のようなネット媒体が現れると良いと思っています。