またロシアの毛皮を被ったソ連が戦争を起こしている。なぜ戦争が起きるのか、先の大戦の敗戦国である此の國の戦争の原因を振り返ってみたいと思った。
そこで清沢洌の『暗黒日記』を書棚から取り出した。
1944年1月4日
大東亜戦争―満州事変以来の政情は軍部と官僚の握手である。戦争を目的とする者と、一部しか見えない事務家、しかも支配意識を有している者とが混合妥協した結果生まれたものである。
ふとこれを今流に書き替えてみよう。
九条改憲後の戦争―安倍第二次政権以降の政情は自民党と官僚の握手である。戦争を目的とする者と、一部しか見えない者、しかも支配意識を有している者とが混合妥協した結果生まれるものである。
また、この本を座右の書にする日が近そうだ。