自民党政治が駄目というなら、必ず対案を述べろ、と怒鳴る、バカだか、小利口なのか、わからない奇妙な奴らが居る。
実態は、自民党員は権力が好きなだけ、それを支えているのは時流を見るに長けた官僚たちである。
政権と官僚たちは「金を垂れ流して、円安を誘導し、輸出を増大させ、株価を高騰させて、景気を盛り上げる」という経済方式しか持っていない。
現状は利子を産まない金融業や公的年金投入による政府相場の株式高騰といった見せかけの虚飾経済である。
そこから脱出する先見的経済政策を考えた者がこの国の新リーダーになれる。それができるのならば、自民党でも歓迎さ。
ロンドン・イギリス
日本も大英帝国のように上手に繁栄を終れないだろうか、…。でも寒そう。
ー2枚の写真は世界一周中の女性獣医師のブログ『animal traveler』より転載しました。ー
今日の昼間の地上波テレビは、どこもかしこもオリンピックばかり、少し前は相撲協会ばかり、その前は北朝鮮の国難ばかり、すき間に芸能人の不倫や浮気が挿入される。
こういった一定方向の報道に遭遇すると、昭和天皇の大喪の儀を思い出す。あの前後の期間は、忖度を越して徹底された自粛(=自粛という名の強制)であった。コマーシャルは一切なかった。あの時に戦前のファショ日本を想像できた。
そういえば、東日本大震災の時は、一定期間コマーシャルは、確か子宮頸癌の啓発キャンペーンになった。ともかくこの国は一定方向が好きな國なのだ。
明治維新後七〇年で日本はいっぱしの軍事帝国になった。その結果、軍事が行き過ぎて戦争事業に首まで浸かって、15年間もがき苦しみ、やっと原爆によって覚醒され、極東の小さな民主国家となった。
軍備を捨て、経済優先で、やっと敗戦後七〇年たったら、山口県 (長州藩)の高級官僚の末裔が国会に現れ、またぞろ爺様の国家観を持ち出して、アメリカから押し付けられた憲法だから、変えたいという。
彼は憲法前文を「みっともない、いじましい」と評価している。そう判断する彼の歴史観、知的教養を信頼できない。彼の尊敬する吉田松陰は”草莽崛起”を唱えた。だから現憲法の前文を必ず理解するはずだ。
松陰神社と松下村塾
森友問題で新たな録音記録が出てきた。籠池さんはまだ隠している証拠や記録があるのではないか。彼にとって、それらは北朝鮮の核に匹敵する。
誰だか知らないが、彼を不当に長期間拘留して口を封じている。これは北朝鮮への圧力に似ている。
安倍さんは力で抑え込む方法がを好む。相手側にたってものを考える姿勢はほとんど感じられない。彼には敵か味方しかない。
籠池さんは核爆弾を破裂させる気はないだろうが、でも追い詰めればどうなるかわからない。同じことが北朝鮮にも言える。
世界はトランプの不可解な行動を恐れるが、日本は安倍さんの薄ぺらな愛国心を恐れなきゃいけない。