玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

次は何の蓋が開くのか

2022-12-23 14:18:26 | あれこれ

近頃の自民党の劣化というか、幼稚化・放埓化というか、とても見るに堪えない。まともな人がいるのだろうが、全体としては政党の体を為していない。とくに清和会系議員はみっともない内部の小競り合いまで衆目に晒している感じだ。

官僚の劣化もひどく、東大用語も究極までいってしまい、何の頭脳もいらない「コメントを差し控える=絶対言いません」でもうお役御免である。

マスコミも岸田一人を攻めてもしょうがない、岸田は官僚の原稿通りに読めるお人形さんかな。前のヒトは原稿を読み間違えたり、飛ばしてしまう程度だから、少しましなのかも。

ともかく自民党は賞味・消費期限を過ぎた商品のように腐って劣化した。日本経済の劣化と云われるが、政治の劣化が一歩先を行っていた感じがする。

古い汚物を詰めた瓶の蓋を警察とマスコミの鍵で閉めていたアベ・スガがゐなくなったら、何故だか、統一協会やその二世問題、オリンピック汚職、大阪王将事件と大事件が次々と出てきた。次は何の瓶の蓋が開くのだろうか?

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)外来雑草、花言葉ー愛に溢れ、向上心がある

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遠回しの言葉

2022-12-22 13:22:00 | ブツブツ

よく左傾と思しき人が、少し拳を振り上げたような格好でこう言う。「それは看過できない!」と。「見過ごすことができない」なら、お前は何かするのかという追及を避けるために使っているのだろう。近頃では、安住国会談合班長の常套句である。

そこいら中、猫も杓子も、日常の挨拶の如く頻繁に使われているのが「懸念」だ。先日どこかの民放で「懸念度」というパーセントを出したのには閉口した。

「懸念」「遺憾」「宸襟」とくれば、皇室が責任逃れで漢語を多用した戦前回帰の現象だろう。

最近特に、耳からこぼれ、歯で噛むにもこぼれてしまう言葉に「権威主義」というのがある。プーチンを、金正恩を、習近平を「権威主義者」と呼ぶのだろうか。「独裁者」あるいは「専制君主」というべきあろう。

近頃、はっきりと愚かな人間を明確にそういう言葉で表現した学者がキャンパス内で襲われた。その襲撃者は、どのような人物かまだ分からないが、ともかく、戦前の此の国のテロの時代を彷彿とさせ、そして、テロに依って軍部独裁を進めて行った過去に向き合っていないこの国の近現代史からの逃避が、またぞろ、何かを育み出していないだろうか。

テレビに統合幕僚長とかいう変な戦争屋が普通に学識経験者のような顔して出てくる。なんか、訳の分からない破滅の方向どんどん進むようなのが恐い。

黄昏時の空

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ジョン・ウィック JOHN・WICK

2022-12-21 14:00:53 | 映画

もう年寄りにはロマンスは係わりがないことであります。経済物や歴史物は、自己経験や自分なりの歴史知識によって、見れる映画が非常に限定化してしまいます。

将来のない、先の時間がない者にとっては、一時的にスカッとさせてくれるアクションものが心の健康に一番いいようです。

チャプター1、キアヌ・リーブス主演、2014年制作。

この映画は何回観ただろう。何度見ても、面白い。今回も爽快感を楽しませてもらった。チャプター4も楽しみだ。

この圀の政治が劣化して、腐臭の臭いすらする。併せて、警察・司法も膠着し、政治に操られている不快感が漂う。

こうした時は、アクション映画の爽快感に酔うしか、このコロナ禍では抜け道、捌け口がない。まったく、いかんともしがたいことです。

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ずっと冴えないヒトばかり

2022-12-20 11:08:26 | ブツブツ

思い出せば、漢字が読めないマンガ好きの麻生以来、急に僕の言葉を聞いてくれなくなったと、次は辞めろと言われてもズルズル引き延ばし、その次は急に消費税を上げようと自民党と男の約束などと言って解散してしまった。自民党に一片の信義など無いのは誰でも分かっていただろうに。

麻生政権から何年経ったのだろう、誰一人、人間として信用できそうなヒトはいなかった。

振り返れば、東日本大震災で待望の自民党ではない民主党が潰れ、のうのうと右傾化した姿で戻ってきた憎々しい岸の孫の顔でモリ・カケ・サクラと官僚を人事権でこき使い、思うが儘に総理と官邸の権力を使ったが、これも自然災害のコロナ・パンデミックでやっと潰れた。

あそう、はとやま、かん、のだ、あべ、すが―これらのヒトには心に残る一言がなかった。

嘘や汚い言葉や情けない言葉はいっぱいあったが。ただ淋しい人たちである。何のために政治家に成って、この国をどうしようとしたのかが分からない。

一人だけ、居なくなってからそれが解った人がいた。この国をカルト教団の住みやすい国に替えようとしたことだけが残った。あとは宗主国への債務が大量に残されたようだ。

悪夢の民主党政権が終わり、悪魔のアベ・スガ政権が去って、今度こそはまともなヒトかと思いましたが、この方は、アベの首輪が外せないでもがいている律儀な柴犬のようである。

戦後77年、この圀は何をして来たのか。

 

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遠い主権国家への道

2022-12-19 09:57:22 | あれこれ

もう歩いて来た道を変える訳にはいかないが、何度も何度もこの国は主権国家に成ろうとして、結局は失敗した訳である。

敗戦となり、GHQから英語で書かれた「憲法」の原稿を貰った。そこには「PEOPLE」とあった。そのまま日本語訳すると、「人民」となってしまう。当時の担当者たちは平身低頭して「国民」に替えてもらったそうだが。

その時、GHQの目を盗んで、随所に苦労して日本的な近代憲法に創り上げた先人からすれば、今のこの圀の憲法知らずの自民党の頭の悪さをどう嘆くのだろうか。

憲法九条は非戦の誓いではない、二度と神風をやらせない、手足の自由を奪うアメリカの枷なのだ。

今、金が無くなって、此の圀の金で自らの武器を買わせて、その武器でアメリカは中国と戦おうとしている。

そして、その前線基地が沖縄であり、本土のアメリカ軍基地なのだから、アメリカと中国が台湾をめぐって戦えば、当然この圀も巻き込まれる。台湾有事ではなく、台湾災事なのである。

常に枷をされたことに怒り、それを理由に、再軍備を拒み続けた吉田茂の頭脳を持った後輩の政治家がどうも「宏池会」には居ないようだ。

まだ日本には本当の意味での主権が戻っていない。ましてや主権者でもない国民に責任があるんだって?ふざけた人たちだね、昨今の自民党は、-。

よく行く地元の農協市場です。

 

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