キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

ある日の午前中ー在宅で仕事は可能?

2008-06-03 03:55:56 | アメリカ便り

月曜日の朝、かなり睡眠モードの頭。コーヒー漬けした私には、ショッキングな出来事でもない限り、頭は目覚めない。

しかし、子どもを学校に送り出さなければならないので、(1)朝食をつくり、(2)お弁当をつくる。お弁当は超簡単で、サンドイッチとチップスを袋にそれぞれ詰め、イチゴを小さく入れて小さな容器に。サンドイッチは定番で、息子はチーズとターキーのオーブントースター焼きのサンドイッチ(チーズが柔らかくとける)、娘はツナのマヨ和えに、チーズとレタスを加えたもの。ツナの缶を開けるのがメンドクサイ私。

子どもが学校に出かけた後は、しばらくインターネット。メールやブログをのんびりチェックした後、Eメールを出す。出したのは、

  • 息子の担任の先生
  • 大学のOffice of researchのスタッフ
  • 同僚
  • 友人
  • 出版社(来学期使う予定のテキストの見計らい)

それから、朝食。自分の食べ物にはついズボラになってしまうが、年齢を考えて、レーズンブランのシリアル。そして午前のおやつには、オットの手作りのオートミルベリーパンケーキの残り。

ブログに記事を書く。書く作業は、頭の体操になって、目覚め効果。そして、何かをやったという自己効能感みたいなものをつい感じてしまう。自分のために、ブログを書いているようなもの。

洗濯機と乾燥機をそれぞれ3回、まわす。洗濯はやってもやっても溜まってくるもの。乾燥機から取り出した服をハンガーにかけたり、タオルをたたむのもかなりの時間。

そしてようやく、仕事に。時計はそろそろ、お昼時間。やっぱりロスの多い、私の時間管理。在宅仕事はうまくやらないと難しい。けれども、マイペースで進める気楽さが嬉しいんだけど。

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専業主婦を考えるーアメリカの事情

2008-06-03 02:05:50 | 専門家が語るアメリカの育児事情

housewifeではなく、home makerという言葉を好んで使うアメリカの専業主婦たち。

日本に比べてかなりはっきりしているのは、自分で選択して外で仕事をするより、家で子育てや家事に従事する道を選んだ人たち。このhome makerという言葉にも、職業意識がしっかり表れている感じ。

日本の専業主婦よりも、自分たちの役割へのイメージがかなり高い人も多いが、中には外で働いているキャリアウーマンに対してひけめを感じている人たちもいる。やはり共働きに比べ、収入がどうしても少なくなってしまうのがネックのよう。

今回卒業旅行で、ひさしぶりにあった兼業主婦のアメリカ人の友達。皆30-40代で子どもを2人以上持つ女性たち。occupational therapist、大学教授、看護婦、保険会社社員。どの人たちから聞かれたのは、疲れて体力の限界を感じるという言葉。中には仕事をしばらくやめた人、やめる予定の人もいる。

彼女たちの気持、非常によく分かる。バリバリに働いて家業や子育てと長期戦で両立させていくのは、私自身、自信がない。伴侶の協力があるとしても、長期間妻のために自分の人生や時間を犠牲にするのは困難だし、限界がある。

反面、これまで5年間専業主婦だったが、フルタイムの仕事を探している友達もいた。もし仕事が決まれば、しばらくだんなさんが家で子どもの世話をし、パートで仕事をするそう。だんなさんの方が、今の仕事に疲れはて、やめたいということらしい。こう考えると、夫婦交代でパートタイムとフルタイムを組み合わせる人生計画も可能。

我が家の場合、しばらく私がパートタイムで仕事をする予定。オットの協力も限界に来ている私たち夫婦の関係を戻すには、私の仕事のペースを落とすこと。長い人生を考えれば、加速化しそうになるスケジュールにストップをかける勇気が必要。

コメント (1)
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