Biracialの娘。最近、私の顔太っているからいやだ、と外観を気にするようになった。今朝は、もっと鼻高になりたい、と鼻をつまんでみせる。
親のひいき目から見ればパーフェクトの顔だが、本人の尺度からはそうは見えないらしい。そして、ママの小さい頃の写真見せて、とつっこんでくる。私の子どもの頃の顔が自分とそっくりかどうか気になるらしい。
私も娘の年代の頃、高い鼻にあこがれて、洗濯バサミで毎晩鼻をつまんで寝ようと子ども心に考えた。あまりにも痛くって続かなかったけど、そういう年頃なのかもしれない。
随分前のタイム誌のアジア版に、Biracialが今、格好いいと特集が組まれていたが、白人が大多数の学校に通う9歳の娘には、当分理解できないのかもしれない。
娘の小さなアイデンテティクライシス。一過性の風邪みたいなもの。そっとしておこう。