キキ便り

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予期してなかったことが3つも起こったストレスの日

2010-10-21 22:42:29 | リストラから教えられる人生
昨日はストレス、ハプニング続きの1日だった。

第一は、次の日に就職面接を控えた夫が、20時間くらいかけて作成したJob Talk用のプレゼンテーション、PREZを操作を間違えて消してしまった。

2週間前に使い始めたばかりのソフトウェアで、このようなハプニングが起こった時に電話対応してくれるカスタマーサービスがなく、結局掲示板に書き込んでみたが、数時間待っても会社から対応がなかったので、あきらめて最初から作り直す。

無理してPREZにこだわらなくても、PowerPointでいいんじゃないの?と勧めてみたが、こだわりがあるらしい。幸い、殆どのグラフィックはデスクトップに保存してあったので、テキストを思い出しながら作成し、2時間ほどかけて仕上げた。 

二つ目の予期していなかったことは、火曜日に電話面接を受けた大学から次の日に電話がかかり、11月の初めにぜひ本面接にきてほしいという連絡だった。嬉しいことだが、今週の金曜日に本面接を受ける大学からオファーがきた場合のことを考えると、どうしたらよいものかと迷ったが、結局受けることにし、飛行機の予約を入れた。

飛行機代は立替なので、もしこの先に受けた大学からオファーを早々に受けた場合、面接をキャンセルするとなると、その費用は本人が持たなければならないというリスク。しかし、そうもいってられないので、投資と考えることにした。私たちが住んでいる州からこの州までは、ほぼアメリカ大陸を斜めに横断するという遠距離。朝の4時頃家を出発し、到着は夜の10時。飛行機は2回乗り換えることになり、まるで海外旅行だ。

三番目は、私の授業でゲストレクチャーしてもらおうと思っていた人に、前の晩に突然キャンセルされてしまった。彼は、私のTAのHusbandで、流産後の処理をなるべく早くしたいということで病院の予約をその日にとったらしい。付き添っていかなければいかないということで、断られてしまった。事情はとてもよく分かるが、1時間15分の授業の準備を短時間でできる程の英語力はとてもないので、非常にストレスを感じてしまった。結局、ビデオを視聴し、その後質問を用意して、答えを紙に書いてもらうということで、対応することにした。PBSが教育ビデオを豊富に揃えているので、その中で授業のテーマに沿ったものをオンラインでどうにか探しだし、使うことにした。

翌朝の7時の飛行機で面接に出掛ける夫を車で空港に送っていくために、朝の5時半に目覚ましをかける。夫のスーツケースに衣類を詰め込んで、Expediaで次のインタビューのための飛行機を予約し、最後の荷物を確認しているうちに、二人とも就寝したのは11時半すぎ。
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