キキ便り

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性教育の宿題で、赤ちゃん人形の世話をする

2010-10-24 21:35:47 | アメリカ中学校事情

金曜日、息子は赤ちゃん人形持参で帰宅。

性教育の宿題で、一晩赤ちゃんの世話をしなければならないらしい。

機械が赤ちゃんの中にセットしてあるらしく、不定期的に泣く赤ちゃんを

1.ミルクを哺乳瓶で飲ませる。
2.げっぷをさせる。
3.おむつを替える

という方法で泣き止ませるのが課題。

なかなかうまくなだめられない場合は、悪い点数がつくらしく、息子は必死になって赤ちゃんを自分の傍に起き、世話に明け暮れる。

夜中には、約2時間起きに目を覚まし泣き叫ぶ赤ちゃんの世話をするために、あらかじめ自分の部屋の電気をつけっぱなしで寝た息子。横の部屋で寝ていた娘も私も、一緒に起こされ、久しぶりに新生児の世話はなんて疲れるのだろうと実感。

確かに、赤ちゃんの世話を経験することで、性体験がどういうことなのかを中学生によく理解してもらうという目的は果たせると思うが、息子はそういう余裕さえなく、赤ちゃんを泣かせ過ぎる=成績F(不可)となってしまうのではないかということばかりが気になったらしい。

その1週間前は、性教育の宿題で、AIDSについてリサーチし、その結果をパワーポイントで発表したばかりの息子。そういう進んだ性教育の結果が、いったいどういう結果を生み出すのだろうか。

コメント (4)
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