今日は、最近通い始めたバプテスト教会にDavid Ring氏がゲストスピーカーとしてメッセージをとりついで下さる。
彼は、生まれつきの脳性まひ者。父親を9歳の時になくし、自分をかばって非常にかわいがってくれた母親もその4年後で癌で亡くしたらしい。その結果、孤児となりいろいろな家を転々としたらしい。いつも皆にいじめ、からかわれ、高校を退学し、次第に生きる望みを失った彼は、自殺を何度も試みたらしい。しかし姉の導きでキリスト教会に通い、ある日信じる決心をしたらしい。その後、人生がどのように変革し、大きな障害を抱えながらも、神様に用いられる器として自分を捧げているのかという生きる証を聞かせていただいた。
その後素晴らしい女性と出会って結婚し、4人のBeautifulな子どもたちに恵まれ、その幸せそうな家族の写真もスライドで見せてもらう。現在58歳。
脳性まひを抱えながら、壇上に立ち、会衆に向けて話をするのはどんなに大変な苦労かと思う。たとえ自分が回りから不恰好に見えても、失敗しても、そういうプライドを捨て、乗り越えた人だからこそ、人の心を揺り動かすことができるのだと思う。このように皆の前で自分の人生を証するのが自分が神様から与えられた使命だという確信を持ち、全米中を飛び回っている現役の伝道者。
http://www.davidring.org/index.html