今週発売の「週刊新潮」
によると、「野村萬斎の無礼でない発言にブチ切れた浅利慶太」という見出しがあった。
どういうことかというと・・・
野村萬斎紙が
演出している「まちがいの狂言」の再々演の豊富を語っていたときに
「(この狂言の型が)海外でも一つのスタイルとして定着すればいい。逆・劇団四季とでも言えばいいのでしょうか」と
発言したことを受けて、四季のオーナー(でいいのよね)「浅利慶太」氏の逆鱗に触れたらしいのだ。
(見るの忘れたけど)四季の会報「ラ・アルプ」の中で「極めて失礼な発言」といっているらしい。
何が失礼って・・・・
要するに言葉の裏にはきっと「劇団四季は海外ミュージカルしかやらない。オリジナルがないじゃないか」
と批判された・・・と思ったわけね。
四季としてはこの点がものすごーーーーく痛いところなのだ
無論、野村氏はそういう意味で発言したわけではないのに
浅利氏の怒りは相当なもの・・・らしい
週刊誌ではこれを「コンプレックス」の裏返しと位置づけているんだけどね
劇団四季が「海外ミュージカル(それもブロードウエイ一本)」の劇団だということは
観客がよく知っている。最近出来た「自由劇場」のストレートプレイも、海外の優秀な
脚本を集めて上演しているのは事実。
じゃあ、オリジナルは?というと、ファミリーミュージカルは別として
大人向け・・・大人向けは「李香蘭」とか「異国の丘」「南十字星」などなど、いわゆる「戦争を語りつごう」シリーズしか思い浮かばない。
全国で上演中の四季ミュージカルといえば
「キャッツ」「マンマ・ミーア」「アイーダ」「美女と野獣」「オペラ座の怪人」などなど・・・
これで「海外ミュージカル一点張りの劇団」じゃなくてなんなの?といいたいわけ
私はそれを責めたいのじゃなく、浅利氏の怒りの原因があまりにも「狭い」んじゃないかという事
自分のところの会報でそれを延々と述べるなんて最低
言いたい事があるなら本人に言えば?って感じ
「逆・劇団四季」って言っただけで「プライドを傷つけられた」とキレる・・これはもう
芸術家としての立場を失っている。早く後進に譲って野村さん(こっちは玲子さん)と
幸せに老後をお過ごしなさい
うちの舅も含めて、今時の70代というのは、あまりにも過去の栄光に
捕らわれすぎてないですか?
「高度経済成長を支えたのはオレだ」という自信・・それが全てのアイデンティティに
繋がって、少しでもそれを否定されると怒るし、時代の流れを受け入れないわけ
うちの舅なんかも今70だけど、ものすごい企業戦士だったおかげで
いまだに「男は会社の仕事が一番。努力すれば報われる。報われないのは努力していないから」
と言い切って息子を困らせてる。
しかもまだまだ現役意識が強いから、息子を子供扱いするんだよね。
これを「老害」と
いわずしてなんといおうか。
浅利氏も72歳。ご自身が作り上げてきた「劇団四季」には絶対の自信があるだろうし、
たとえ「マンネリの四季」「金太郎飴の四季」「四季のサラリーマン化」といわれても
現在のやり方は変えないだろうなあ・・・
そういえばネベツネさんも球団オーナー復帰。こちらも多分「だからオレの言うとおりに
していれば間違いはなかったんだ」というだろうなあ
石原と知事のあのやたら強気な姿勢と反省のなさなんて、今時の
70代男性の象徴じゃないかとさえ思う(反抗の太陽族だし)
そして・・・一線を退いてもまだ脚本を書く事をやめない宝塚の植田紳爾。
自信の脚本がすでに時代遅れだという事も認めず。「私はタカラジェンヌとファンを
教育しているのだ」と思っているだろう・・・
だけど、本当に情けないのは、こういう70代をのさばらせておく
私達の世代の不甲斐なさ・・・だよね・・・
によると、「野村萬斎の無礼でない発言にブチ切れた浅利慶太」という見出しがあった。
どういうことかというと・・・
野村萬斎紙が
演出している「まちがいの狂言」の再々演の豊富を語っていたときに
「(この狂言の型が)海外でも一つのスタイルとして定着すればいい。逆・劇団四季とでも言えばいいのでしょうか」と
発言したことを受けて、四季のオーナー(でいいのよね)「浅利慶太」氏の逆鱗に触れたらしいのだ。
(見るの忘れたけど)四季の会報「ラ・アルプ」の中で「極めて失礼な発言」といっているらしい。
何が失礼って・・・・
要するに言葉の裏にはきっと「劇団四季は海外ミュージカルしかやらない。オリジナルがないじゃないか」
と批判された・・・と思ったわけね。
四季としてはこの点がものすごーーーーく痛いところなのだ
無論、野村氏はそういう意味で発言したわけではないのに
浅利氏の怒りは相当なもの・・・らしい
週刊誌ではこれを「コンプレックス」の裏返しと位置づけているんだけどね
劇団四季が「海外ミュージカル(それもブロードウエイ一本)」の劇団だということは
観客がよく知っている。最近出来た「自由劇場」のストレートプレイも、海外の優秀な
脚本を集めて上演しているのは事実。
じゃあ、オリジナルは?というと、ファミリーミュージカルは別として
大人向け・・・大人向けは「李香蘭」とか「異国の丘」「南十字星」などなど、いわゆる「戦争を語りつごう」シリーズしか思い浮かばない。
全国で上演中の四季ミュージカルといえば
「キャッツ」「マンマ・ミーア」「アイーダ」「美女と野獣」「オペラ座の怪人」などなど・・・
これで「海外ミュージカル一点張りの劇団」じゃなくてなんなの?といいたいわけ
私はそれを責めたいのじゃなく、浅利氏の怒りの原因があまりにも「狭い」んじゃないかという事
自分のところの会報でそれを延々と述べるなんて最低
言いたい事があるなら本人に言えば?って感じ
「逆・劇団四季」って言っただけで「プライドを傷つけられた」とキレる・・これはもう
芸術家としての立場を失っている。早く後進に譲って野村さん(こっちは玲子さん)と
幸せに老後をお過ごしなさい
うちの舅も含めて、今時の70代というのは、あまりにも過去の栄光に
捕らわれすぎてないですか?
「高度経済成長を支えたのはオレだ」という自信・・それが全てのアイデンティティに
繋がって、少しでもそれを否定されると怒るし、時代の流れを受け入れないわけ
うちの舅なんかも今70だけど、ものすごい企業戦士だったおかげで
いまだに「男は会社の仕事が一番。努力すれば報われる。報われないのは努力していないから」
と言い切って息子を困らせてる。
しかもまだまだ現役意識が強いから、息子を子供扱いするんだよね。
これを「老害」と
いわずしてなんといおうか。
浅利氏も72歳。ご自身が作り上げてきた「劇団四季」には絶対の自信があるだろうし、
たとえ「マンネリの四季」「金太郎飴の四季」「四季のサラリーマン化」といわれても
現在のやり方は変えないだろうなあ・・・
そういえばネベツネさんも球団オーナー復帰。こちらも多分「だからオレの言うとおりに
していれば間違いはなかったんだ」というだろうなあ
石原と知事のあのやたら強気な姿勢と反省のなさなんて、今時の
70代男性の象徴じゃないかとさえ思う(反抗の太陽族だし)
そして・・・一線を退いてもまだ脚本を書く事をやめない宝塚の植田紳爾。
自信の脚本がすでに時代遅れだという事も認めず。「私はタカラジェンヌとファンを
教育しているのだ」と思っているだろう・・・
だけど、本当に情けないのは、こういう70代をのさばらせておく
私達の世代の不甲斐なさ・・・だよね・・・