山口県立光高校
での爆発物を教室に投げ込んだ事件。
少年がまだ高校3年生という事で、名前は出ないし顔も出ず・・
動機などもわからず・・このまま報道が終わってしまうのではないかと
ちょっと心配。
マスコミは「心の闇」
を強調するけど、そんなやわな問題ではない。
これは「恨み」に対する「テロ行為」だ。
だってそうでしょう
隣りの組の生徒に苛められて恨みがあったなら、その生徒だけを狙えばよい。
それなのに、教室に爆弾を投げ込むという事は「無差別に狙った」と
言われてもしょうがないだろう
しかも爆発物に多数のクギの他に金属が入っていた。
モデルガンも持っていた・・単なる「しかえし」の域を越えている
動機はわからないけど、今のところは「いじめ」が原因ではないかと
言われている。
学校もそれを認めた。
気に入らないのは校長先生が「加害者にもすまなかった」と謝った事。
確かにいじめを早期に発見出来ず、3年の今の時期まで持ち越して
来た事は非常にまずかった
少年は無遅刻・無欠席を押し通し「恨み」を増幅し、追い詰められて
いったのだとは思うが、本人からの訴え、あるいは親からの訴えが
あったのかなかったのか・・・それを踏まえて「学校の落ち度」を
認めるならまだしも、どうにもこれって「マスコミにバッシングされない
為の手段」のように思えて仕方ない。
テロにあって亡くなった被害者の家族がマスコミに向かって
「国家にご迷惑をおかけしてすみません」と謝るようなもの。
もし、「本人からの訴えもなく、教師も把握していなかった」とだけ
言ったら、今週の週刊誌には必ず「いじめの実態を把握出来なかった
光高校」と銘打って、こてんぱんに校長の言動が叩かれ、プライベートな
生活実態まで暴かれたかもしれない
(これからもそういう報道がないとはいえないけどね)
本当の被害者は、あの1組の教室にいた生徒であり、
怪我をしたり、心に傷を負った生徒である。
受験生にとってこの夏がどれほど大事なものか。
どのような理由があろうとも、教室に爆弾を投げ込んではいけないし
それを肯定したり、同情したりする発言もいけないのである。
校長先生は、加害者に対し、
「いじめの実態を把握していなくて申し訳なかった」
「少年の心の傷をわかってやれなくて申し訳なかった」と
謝ったのだろうけど、それは個人的に本人に言ってやればよい。
公の席でそういう発言をするという事は、歪曲されて
「少年犯罪は理由があればやってもよい」
「少年犯罪は、起きる前に阻止できない大人に罪がある」と
解釈されかねない。
35人の中の数人に恨みがあっても、叩く時は無差別で。
大人達が今、現在繰り広げている「戦争」の小さな体現・・・
だと思う
での爆発物を教室に投げ込んだ事件。
少年がまだ高校3年生という事で、名前は出ないし顔も出ず・・
動機などもわからず・・このまま報道が終わってしまうのではないかと
ちょっと心配。

マスコミは「心の闇」
を強調するけど、そんなやわな問題ではない。
これは「恨み」に対する「テロ行為」だ。
だってそうでしょう

隣りの組の生徒に苛められて恨みがあったなら、その生徒だけを狙えばよい。
それなのに、教室に爆弾を投げ込むという事は「無差別に狙った」と
言われてもしょうがないだろう

しかも爆発物に多数のクギの他に金属が入っていた。
モデルガンも持っていた・・単なる「しかえし」の域を越えている

動機はわからないけど、今のところは「いじめ」が原因ではないかと
言われている。
学校もそれを認めた。
気に入らないのは校長先生が「加害者にもすまなかった」と謝った事。
確かにいじめを早期に発見出来ず、3年の今の時期まで持ち越して
来た事は非常にまずかった

少年は無遅刻・無欠席を押し通し「恨み」を増幅し、追い詰められて
いったのだとは思うが、本人からの訴え、あるいは親からの訴えが
あったのかなかったのか・・・それを踏まえて「学校の落ち度」を
認めるならまだしも、どうにもこれって「マスコミにバッシングされない
為の手段」のように思えて仕方ない。
テロにあって亡くなった被害者の家族がマスコミに向かって
「国家にご迷惑をおかけしてすみません」と謝るようなもの。
もし、「本人からの訴えもなく、教師も把握していなかった」とだけ
言ったら、今週の週刊誌には必ず「いじめの実態を把握出来なかった
光高校」と銘打って、こてんぱんに校長の言動が叩かれ、プライベートな
生活実態まで暴かれたかもしれない

(これからもそういう報道がないとはいえないけどね)
本当の被害者は、あの1組の教室にいた生徒であり、
怪我をしたり、心に傷を負った生徒である。
受験生にとってこの夏がどれほど大事なものか。
どのような理由があろうとも、教室に爆弾を投げ込んではいけないし
それを肯定したり、同情したりする発言もいけないのである。
校長先生は、加害者に対し、
「いじめの実態を把握していなくて申し訳なかった」
「少年の心の傷をわかってやれなくて申し訳なかった」と
謝ったのだろうけど、それは個人的に本人に言ってやればよい。
公の席でそういう発言をするという事は、歪曲されて
「少年犯罪は理由があればやってもよい」
「少年犯罪は、起きる前に阻止できない大人に罪がある」と
解釈されかねない。
35人の中の数人に恨みがあっても、叩く時は無差別で。
大人達が今、現在繰り広げている「戦争」の小さな体現・・・
だと思う
