8月5日の深夜に放送された朝まで生テレビは、元陸海軍の軍人さんばかり
出演しての体験談特集。
1度目は7月で二度目の特集らしい。
元陸軍参謀・731部隊・武蔵・大和の生き残り・
人間魚雷回天・人間爆弾の生き残り等など
そうそうたるメンバーだったし、彼らの語る戦争体験は貴重で
当時のメンタリティを知る上でも非常に役に立った。
が、コメンテーターとしてご出演の遥洋子氏の
あまりにも見当外れというか勉強不足もいいような質問には参ってしまった
「現場ではこれは間違っているぞとかいう意見は出なかったんですか?」
これはインパールで武器も食料もない状態の中での作戦遂行に、疑問を呈した上官が
陸軍によって首を切られたという話をしている時の質問。
どこの世界に現場にいる兵隊が「これって違うんじゃないですか?帰りましょう」
などと言えるかって・・・軍隊を知らないのはわかるけど・・・
「今お話を聞いていると惨めなお話ばかりで」
これは、最初に「日本は負けたばかり言ってるからだめだ」と発言した人に対して
「負けたばかり言ってっていうけど・・」と前置きして言ったセリフ。
「負けたからと言って卑屈にならず半世紀後には日本はアメリカにまけないくらいになって
やるという気概が必要だった」という意味の取り違え
作家なのに日本語の主旨がおわかりにならないらしい
「戦犯の罪ってどこにあると思いますか」
これは靖国問題を語っていたときの質問。
すでにみんな「東京裁判は間違っていた事は世界的に知られている事だし、
戦勝国が勝手に決めた戦犯の定義は違う」と言っているのにも関わらずの発言。
みなさん「へっ?」というような表情をしていた。
土門氏いわく「インドのパール判事の意見が全てじゃないかな」という事でみんな黙ったけど。
「声高な愛国心とプライドと自信が、よし海外に進出してやろうという
戦争へ呼び込んでいったんじゃないですか」
この質問には本当に「へ?」としか言いようがない。
多分こういう事を言う人は「愛国心=右翼」的な考え方しかできないんだろうなあ。
それを国のために戦っていた人に向けて言うんだから、大した無知ぶり
そして「愛国心とは何か」という質問をされた人が、
「愛国心とは自分を大切にすること。そして家族を大切にすること」と答えたのに対し、
自分を大切にする人が人間魚雷に乗りますか」と・・・
おいおい・・何も乗りたくて乗ったわけじゃないのよ・・・「嫌だ」といって止められる
ものなら止めてるし、それで国が救えるならやってるって
田原氏が「それは家族や国を守る為に戦ったこと」とフォローすれば、
「だって守れないじゃない」
とまあ・・・ここまで来ると、さすがに彼らもプチンと来ていたみたいです
結果だけ見れば確かにそういう部分もあったかもしれないけど、
戦争中にそんな理性的に
「勝つ見込みがあるかどうか」
「勝てないなら今ここで戦いを止める」判断は一軍人には出来ないと思う。
よしんば勝てなくても
「せめて自分が死ぬことで家族が一日でも長く生き長らえるなら」
という感覚が・・・遥氏には理解出来ないんだろうなあ
「侵略戦争に加担したくせに」っていう気持も多々あるのだろう。
どんなに彼らが「侵略しているなんて意識で戦っていない。本土を守る為の戦争」と
言っても絶対に理解出来ない
でも、戦争ってそういうものじゃないのかな。
世界中が「自衛のための戦争」という意識で戦っていたから、あんなに長く戦争をしたんだし
遥氏のような人に元軍人さんたちを批判する権利はないよ
むしろ「無知な私に教えて下さい」というのが筋
いわゆる「パラサイト・ワイフ」組の私でさえ知っているような事を知らない
なんて・・・お勉強と社会的経験は必要よ。
(この方、少子化の話でもへんてこな事ばかり言ってたよね・・)
昭和51年制作の「連合艦隊」とか平成7年の「きけわだつみのこえ」などを
レンタル屋さんで借りなさい
それも難しいというならせめて「さらば宇宙戦艦ヤマト」とかねー
出演しての体験談特集。
1度目は7月で二度目の特集らしい。
元陸軍参謀・731部隊・武蔵・大和の生き残り・
人間魚雷回天・人間爆弾の生き残り等など
そうそうたるメンバーだったし、彼らの語る戦争体験は貴重で
当時のメンタリティを知る上でも非常に役に立った。
が、コメンテーターとしてご出演の遥洋子氏の
あまりにも見当外れというか勉強不足もいいような質問には参ってしまった
「現場ではこれは間違っているぞとかいう意見は出なかったんですか?」
これはインパールで武器も食料もない状態の中での作戦遂行に、疑問を呈した上官が
陸軍によって首を切られたという話をしている時の質問。
どこの世界に現場にいる兵隊が「これって違うんじゃないですか?帰りましょう」
などと言えるかって・・・軍隊を知らないのはわかるけど・・・
「今お話を聞いていると惨めなお話ばかりで」
これは、最初に「日本は負けたばかり言ってるからだめだ」と発言した人に対して
「負けたばかり言ってっていうけど・・」と前置きして言ったセリフ。
「負けたからと言って卑屈にならず半世紀後には日本はアメリカにまけないくらいになって
やるという気概が必要だった」という意味の取り違え
作家なのに日本語の主旨がおわかりにならないらしい
「戦犯の罪ってどこにあると思いますか」
これは靖国問題を語っていたときの質問。
すでにみんな「東京裁判は間違っていた事は世界的に知られている事だし、
戦勝国が勝手に決めた戦犯の定義は違う」と言っているのにも関わらずの発言。
みなさん「へっ?」というような表情をしていた。
土門氏いわく「インドのパール判事の意見が全てじゃないかな」という事でみんな黙ったけど。
「声高な愛国心とプライドと自信が、よし海外に進出してやろうという
戦争へ呼び込んでいったんじゃないですか」
この質問には本当に「へ?」としか言いようがない。
多分こういう事を言う人は「愛国心=右翼」的な考え方しかできないんだろうなあ。
それを国のために戦っていた人に向けて言うんだから、大した無知ぶり
そして「愛国心とは何か」という質問をされた人が、
「愛国心とは自分を大切にすること。そして家族を大切にすること」と答えたのに対し、
自分を大切にする人が人間魚雷に乗りますか」と・・・
おいおい・・何も乗りたくて乗ったわけじゃないのよ・・・「嫌だ」といって止められる
ものなら止めてるし、それで国が救えるならやってるって
田原氏が「それは家族や国を守る為に戦ったこと」とフォローすれば、
「だって守れないじゃない」
とまあ・・・ここまで来ると、さすがに彼らもプチンと来ていたみたいです
結果だけ見れば確かにそういう部分もあったかもしれないけど、
戦争中にそんな理性的に
「勝つ見込みがあるかどうか」
「勝てないなら今ここで戦いを止める」判断は一軍人には出来ないと思う。
よしんば勝てなくても
「せめて自分が死ぬことで家族が一日でも長く生き長らえるなら」
という感覚が・・・遥氏には理解出来ないんだろうなあ
「侵略戦争に加担したくせに」っていう気持も多々あるのだろう。
どんなに彼らが「侵略しているなんて意識で戦っていない。本土を守る為の戦争」と
言っても絶対に理解出来ない
でも、戦争ってそういうものじゃないのかな。
世界中が「自衛のための戦争」という意識で戦っていたから、あんなに長く戦争をしたんだし
遥氏のような人に元軍人さんたちを批判する権利はないよ
むしろ「無知な私に教えて下さい」というのが筋
いわゆる「パラサイト・ワイフ」組の私でさえ知っているような事を知らない
なんて・・・お勉強と社会的経験は必要よ。
(この方、少子化の話でもへんてこな事ばかり言ってたよね・・)
昭和51年制作の「連合艦隊」とか平成7年の「きけわだつみのこえ」などを
レンタル屋さんで借りなさい
それも難しいというならせめて「さらば宇宙戦艦ヤマト」とかねー