国民新党ＶＳ新党大地・・ネーミングにみるアピール度

ついに・・・ホリエモンが出馬ですかーー

うちの旦那いわく「ネット議会でもやるんじゃないの・・？」とのお言葉。

うん。やりかねないわ

でもねーー所詮起業家でしょう。政治家になれるのかなーー

日本の将来より自分の利益だけ考えていそうだよーー

そして！！ヨン様の映画「四月の雪」公開が当初の９月９日じゃなくて

１７日に延びたのは総選挙のせいだってーーー？許さん！！

そりゃあ、ヨン様の方が人気あるし、関心も高いだろうけど

ああ・・絶句です

 

ところで

亀井さん達がとりあえず立ち上げた「国民新党」ですが、

ネーミングがよくないと思いません？

野田聖子さんが「クラシカル」とおしゃっていたけど、

はっきり言ってどこにでもありそうな名前でしかもインパクトが弱いの

これじゃ「マスコミ戦略」に長けた小泉派には負けてしまうって

 

たかがネーミング、されどネーミングなのよ。何でそれがわからない

そりゃあ、変な言葉を使うとすぐ右翼団体みたいな名前になりそうだから、

なるべく抵抗のないのって考えたんだろうけど・・・

インパクトのなさが「５人」だけになった理由じゃないのかなあ。

その点、やっぱり「北海道の詩人」松山千春が考えた「新党大地」は

一瞬インパクトがないように見えるけど、

あとでじわじわ脳に訴えかけるネーミングだと思う

「言葉の天才」松山千春と「エネルギッシュじいさん」鈴木宗男の取り合わせ。

案外いい線いっちゃったりして・・・

大衆を扇動するのにはまず「宣伝」これありきなのよーー

 

そういう意味で行くと、本当に野党や郵政反対派の意見には説得力も理屈もない

何か言えば言う程、自民党が正しく聞こえてしまうじゃない？

「社民党が郵政民営化に反対するのは国民のことを考えていないからです。平和憲法を守る・・そういう国であることが大事」って

福島さんがおっしゃっていたけど、「郵政民営化」の話と「憲法」の話はあまりに

噛み合わないぞっ

「今まで仲間だった人に刺客を送るような独裁政治は許せない」と

おっしゃったのは・・誰だっけ？

これも子供の喧嘩のように見えるし、「郵政民営化」云々より面子を潰されたり

立場を無くした者達の復讐にしか見えないというわけ

国民の目には「首相の言うことやることには（理由無く）全部反対」って

ごねているようにしか見えないのよねーー

首相をきっちり説得する事も諭すことも叱り付けることも出来ないで・・・よくもまあ

「合理化だけでなくもっと優しい政治をですね・・・」と菅さんおっしゃってたけど、

政治に「優しさ」は通用しないって・・これだからおぼっちゃまは

なーにが「日本をあきらめない」なの？「日本を前へ」なの？

どこにも説得力もなければ先の見通しもまるっきりなし。

敗戦前夜の大本営そのものだわ

 

せめてキャッチフレーズとかネーミングくらいは、首相の先を行きなさいよね

「俺たち世直し５人男」・・・国民新党

 

「いざ永田町民主党岡田・・いきまーーーす」・・・民主党

 

「日本の傷を癒したい・・マドンナ達の願いです」・・・社民党

こんなの、どうかしら？

母のエゴ・・さきさーん！！

昨日の「菊次郎とさき」は非常に考えさせられるものだったような・・

一言でいうとさきさんっていう人は「母親のエゴ」そのものだったのね

あまりに愛情が深すぎて

「お母さんの言うとおりにしていれば間違いないんだよ」ってな感じ？

そこに信念があるから回りは誰も文句言えないっていうか・・・

だからこそお兄ちゃんの大君はその母の期待に完璧に応えたんだろうし

だけど、タケシって子はすっかり菊次郎ジュニアで、そういう風に

人に言われた人生をそのまま生きるのには反発しちゃうタイプ？

そうは言っても実力があるわけじゃないから何をどう反抗しても説得力がないよね。

「お前は父ちゃんのようにもなれないよ。父ちゃんは腕があるからね。お前はそれすらないじゃないか」

といわれたら「はい。その通りです」としか言いようがないの

さきさんみたいなお母さんは「支配型」と呼ばれるのね。

で、今時だったら子供は必ずひきこもり＆家庭内暴力になっていた筈。

タケシがそうならなかったのは、兄弟がいたせいもあるし、そういう発想もなかったからだと思うの。

学費をせっせと払い、家賃も払ってくれる母親の気持が重い・・・気持はすっごくわかるけどやっぱりタケシは間違ってるよ

 

とはいえ・・・ミチコのエゴも相当なものでした

ミチコ、中間テスト中に学校に乗り込む

高３の中間テストの最中にミチコが学校に乗り込んで来た時は

本当にびっくりしたし、これ以上ないっていうくらい怒りました

理由は簡単。「娘におかしな思想を植えたのはどなた？」という追求。

実は私、ずっと大学に行きたくて、そうでなければ上京して映像関係の専門学校に行きたかったのね。

で、化学の女教師が

「これからは女性の時代。どんどん自分のやりたいようにやるべきよ。自活して頑張ろう」みたいな事をおっしゃって。

で、すっかり感化された私は家に帰って「私、上京したいわ」って言っちゃったの

それを聞いたシゲルとミチコは

「たった一人の娘が親を捨てて上京だあ？誰がそんな思想を植えたんだっ！」と

激怒。

ミチコが着物姿で学校に乗り込んできたというわけ。

試験の最中に院長室で担任・院長先生・私・ミチコで話している時のみじめな気持・・わかる？

「何でこんな大事な試験の時に・・・」ともう私は怒り心頭。

以後２ヶ月間、親とは口を聞きませんでした。

結局、「市内の４年制大学を受験してもいい」と折れたミチコ・・

しかし、そうは簡単にはいかなかった。

 

「受験料ないから」ミチコ、金を出さず

いざ受験が決まってせっせこ受験勉強に励む娘にミチコは言った。

「受験料がないからあきらめて」と。

それは１１月の事。

下宿屋をしていた我が家では学生が途中でアパートに変わると言い出すことが多くて・・・その年もそうだったの。で、出て来た言葉。

私は即座に「じゃあ、バイトする」と言って近くのコンビニで冬休み中ほとんど休まずバイト

受験生とは思えない事をやっておりましたわ

おまけにいざ受かったら、実はミチコ、入学金を用意しておらず、

慌てて親戚や銀行を駈けずり回って用意する始末

さらに大学２年になると「授業料払えないから学校辞めて働いて」と来たもんだ。

シゲルが入院してしまったせいもあるのだけど・・

せっかく入学した大学を辞めてはあんまりよーーと思った私。

「バイトする」（こればっかり）結局、授業の合間は全部バイト。お金はほとんど授業料に消えたのでした。

 

「上京するなら家のものは何も持っていくな」

そんなこんなで迎えた大学４年。

３年の終わりにシゲルが死んで、慌てて奨学金を受けることした私。

でもあの当時は４年大卒の女性を雇う企業は仙台にはなかったのよね

そこで思い切って上京する事に

何よりも自立した生活を送って親に仕送りする方がよいと思ったからなの

ところがったく田舎ってのは・・・

ニートでもフリーターでも「家」に残る娘が親孝行で、就職の為に上京する娘は「親不孝」のレッテルを貼られるのよ

しかもミチコときたら、回りに「自分はいかに不幸な母か」を吹聴して回ったから

大変。ご近所、親戚みんなで私に冷たい視線を向けるわけさ

アパートの敷金や礼金も奨学金から払って、当面の生活費だってバイト代を持っていく娘に対してミチコは「この家のものは持っていくな」の一言。

おかげで家具は全部旦那のもの（当時から付き合っていて一緒に上京を決めたのよ）、電話もない、お風呂もないアパートで暮らし始めたのでした

 

ミチコは元教師で彼女の身内は全部、いわゆる「一流大学」を出ているのに、自分の娘に望んだ事は

「高校付属の短大を出て腰掛けで就職。東北大出の男性と結婚して

玉の輿に乗り、一生仙台に住んで自分の面倒をみてくれる」

事だった・・・

これぞ、究極の「エゴ」だよねーーー