私のような1市民が何を言ってもしょうがないのはわかってますよ
ただの主婦ですからねーー政治の世界の駆け引きも知らないし、いろいろ裏に隠された事情もよくわかりませんから
でも
私、永岡夫人の出馬には反対します
(反対してももう出馬するって決めちゃったわ)
理由その一
「夫と同じ賛成意見です」って彼女は言ったけど、永岡さんが自殺した理由は「本当は反対なのに、色々な圧力があって賛成票を投じてしまった」事に対する罪悪感じゃなかったの?堂々と「賛成」だったら何も死ぬ必要はなかったわけだし。
(っていうか、うつになる必要がなかったじゃない?)
だけど、妻は「夫の意思をついで賛成です」って言うわけよ。
そこには「公認」問題もあるんでしょうけど、賛成票を投じたという結果しか見ていない証拠じゃないのかな。
もし本当に「夫の意思」を継ぐつもりならもっともっと詳しく夫の死の真相を調べて
本心はどうだったか知り、その結果「このような人間を死においやるような政治は許せない」といって出馬するべき。
なんて言うか・・・まだ49日もすまないのに、あっさり言われるがままに出馬するという安易さが許せないのよね。
理由その二
政治については「素人ではないか」と言われて彼女「誰でも最初は素人。だけど色々勉強していく」とおっしゃってますが。
そりゃあ、誰でも最初は素人よ。
だけど、その素人が仮に当選して、そこからお勉強を始めても遅いんじゃないの?という事は彼女の中には確固たる政治的理念も信念もないって事でしょう?
聞けば学歴もあり、それなりの野心もお持ちだったよう。
長い間「妻」の座に隠れていた「キャリア」への志向が再燃してしまったか・・・
ゆえに夫の死をチャンス到来とばかりに出馬し、いざ「夫の意思を受け継いで政治家になった賢夫人」の肩書きを手にするつもりなのか
そういう美談・・・政治家のおじさん達は好きかもしれないけどね
でも、頑張って政治学を学んで代議士の秘書を勤めながら一生懸命、この国の未来を考えている「コネとお金がない政治家予備軍」が可哀想だわっ
政治ってそんなに「美談」ですまされるようなものじゃないわよっ
理由その三
やっぱり1年は喪に服しなさいよね妻なんだから。
そりゃあ、生活もあると思う。
永岡議員は苦労の末に当選して議員になった人。
家族に関して言えば、やっと落ち着いた生活が出来る・・・と思っていた矢先の「自殺」だったんだろうなとは思う。
心のどこかに「家族を思うなら死なないで欲しかった」という思いはあるだろうし、
「これからどうしたらいいのよ」という怒りもあるだろう思いますよーー
だけど・・突然の「死」を迎えた家族というのは感情面で理性的になれないような気がするの。そんな「理性的」じゃない人が政治家になってもしょうがないでしょう。
「政治家」って国家の未来を思い、国民の生活を安定させる事が仕事なのよ。
こんな「私情」がらみで悲しみのどん底にいるような人を立候補させるなんて・・・
自民党は本当に「自分」の事しか考えないのね・・・
永岡夫人には「自分は利用されているだけ。価値がなくなったらぽいっと捨てられる」覚悟を持って臨んで頂きたい。