ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

明治大正翻訳ワンダーランド

2005-11-21 10:21:30 | つれづれ日記

今日は一杯書いてるぞーー

書けるうちに書いておかないと、うちのヨンジュナが・・・・

ほんと、命がけのブログです

 

 明治大正翻訳ワンダーランド 

(鴻巣友季子・新潮社)

 

私、小さい頃は日本文学よりも翻訳物ばっかり読んでたんです

小公子」「小公女」から始まった、いわゆる「少女小説」シリーズ

(「赤毛のアン」とか「若草物語」なんかも入りますよね)

アンシリーズは勿論、村岡花子訳で楽しませて頂きました

 

高校時代はクリスティにはまり、延々と読みつづけてしまいましたっけ・・

同級生が「青春の門」とか芥川龍之介だ、太宰治だ夏目漱石だ・・・と

言っていた頃、ひたすら外国文学ばかり読んでいたというわけ。

(だから日本文学がめちゃ弱いの)

日本の純文学って暗いし、貧しい印象があるのね

でも、外国のお話はお姫様が出てきたり、貴族が出てきたり

綺麗なお庭に大きなお家・・とか、とにかくあまり暗くないし

ロマンも多かったわけです

 

後々、「翻訳物」っていうのは、翻訳する人によってものすごく

読みやすかったり読みづらかったりするものなんだって事が

わかりましたけど・・・・

 

で、この「明治大正翻訳ワンダーランド」なんですが、

日本に外国文学を紹介しようと一生懸命だった人たちがいるんですね

その当時の、面白いエピソードが沢山かかれています。

例えば、

トルストイの「復活」を紹介する時の文章には

「こんな面白くない小説はない」と訳者自身が言っていたとか・・・

「関東大震災のあとにヒットしたのが

「ポンペイ最後の日」だったとか・・・

「小公子のタイトルはもしかして「小公達」だった?・・・とか。

まだ、開国してまもない時期に、フランス語や英語に精通した人が

いたって事もすごい事ですけどね

原文で読みふけっていた人がいたって事すらすごい事だな・・と。

だから「ぜひ日本にも紹介しなくちゃ」って事で翻訳が始まるわけです。

 

なんて言うか・・・明治・大正時代の文学者の情熱のほとばしる

訳を読んでいると、

「ああ、日本ってこんなに教養が高く、面白い国だったんだな」と

いう事がわかります。

ぜひご一読を・・・・・・

コメント (2)
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パチンコ屋に託児所?

2005-11-21 10:04:58 | つれづれ日記

今日の新聞を読んでいたら「パチンコ屋に託児所を」

という投稿がありました。

最近は、親がパチンコに熱中するあまり、車の中に子供を

置き去りにして死なせてしまうケースや、家に置いたまま

出かけて火事になったりと・・そういう事件が多いので

「パチンコ屋に託児所が必要か否か」という議論があるようですね。

 

この投稿者は「家族のほかに誰も頼れない現実があるので、

託児所があれば、騒音のする場所にいたり、車に置き去りにされなくて

すむ」と言っています

 

まあ・・・それを言うなら

「居酒屋に託児所を(ある所もある)」

マンガ喫茶に託児所を」(お願い

映画館に託児所を」(絶対お願い

本屋さんに託児所を」(せめてーーお願い

って事になるんですけど・・・・・

 

どうなんでしょう?

子供を車に乗せたままでも・・・パチンコはやりたいものなのか・・・

(タバコやお酒と同じってこと?やめたくてもやめられない)

玉が出始めたら、そうそう簡単に止められないしね

子育て中でもパチンコをやる権利はある

と言われればそれまでだけど、パチンコって・・

いわゆる「賭博」の一種で、お金がかかるじゃない?

儲かればいいけど、損したら、

それこそ「転落の人生」になりかねないよね

今日は○○円まで」なんて自制心のきく人は

そもそも子連れでパチンコ屋なんていかないだろうし

 

うちの学童仲間のお母さんにも、一人「パチンコ大好き」な人が

いました。

そこは夫婦でパチンコが大好きで、

当時、3歳と4歳の子を家に置いたまま、夫婦でパチンコに

行っちゃうんですって

で、見かねた私の友人が、パチンコに行く時は子供2人を預かって

上げることにしたんですけど

一度、子供が預けられているところに遭遇しまして

「朝からずっと行ってるわよーー」

「何で?子供預けてまでパチンコ?」

「いいのよ。子育ての悩みもあるんだから」

と友人は中々太っ腹で寛容なご意見をお持ちでした

 

が、その夫婦が帰って来た時の態度に私はちょっとむっとしたんですよ。

すごく楽しんで来たのはわかりました

でも、数万円負けたのもわかりました

だからって・・預かってもらってのお礼が発泡酒6本じゃあ・・・・・

あんまりじゃない?(しかも350ml)

数万負けるって事は、それだけのお金を持ってたって事でしょう?

やっぱりそれならせめてきちんとしたエビスビールを2ケースくらい

もってこいよ・・・と思ってしまいます

 

私ってすぐに顔に出ちゃうので、モロいやーな顔したんですけど、

彼女は「なんか怒ってます?」とか言いながら、友人が出してくれた

夕食を子供にじゃなくて、旦那さんの口に運んでました

 

私、パチンコは数年に一度しかやらなくて、しかも絶対に負けないんです

必ずトントンか勝つ

だけど、そんな風に「負けられないパチンコ」をやるのって

すごくストレスがたまりますし、焦るしイライラするし・・そりゃあもう

大変

なもので、なるべくやらないようにはしているんですけどねーー

うちの旦那みたいに、「時間つぶし」程度で終らせることができれば

一番いいんでしょうけど

 

 

 

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転落はいつでもやってくる

2005-11-21 08:59:55 | つれづれ日記

こんな記事を見つけました。

転落ラインは「借金150万円」

 

要するに150万円以上の借金がある人は多重債務者に

転落する危険性があるということです

なんだか、随分小さな数字のように見えますよね・・・・・

150万で・・サラ金をいくつもはしごして借金を増やしてしまうパターン?

でも・・そもそも「借金」っていうのは、お金がないから借りる事で、

銀行はお金がないと借りられませんから・・結局低所得で

明日の生活さえ何とかしないと・・・という人がサラ金から借りるわけで。

何とか、この悪循環を断ち切らないといけませんよね

 

でも、人が転落する危険性は、何も「借金」だけじゃありません。

例えば・・・・・

先日から報道されているように、震度5強で倒壊する可能性がある

マンションに住んでいる人達。

この人達へのきちんとした、金銭的な補償がないと

引っ越せないし、万が一本当に大地震が来たらそれこそ大変な事態に。

これは「自己責任」ではないですよねーー

 

それに・・・

少年犯罪が多発している今日この頃

息子や娘が犯罪を犯してしまうと、親の責任が問われます

仕事を続けられなくなって、引越し先でひっそりと身を隠して

生きて行かなくちゃいけないでしょう?

親だけじゃなくて、その兄弟姉妹だって、どんなに大変な思いをするか。

それまでのありきたりな「中流生活」が一挙にどん底に

 

会社だっていつ潰れるかわからないし、仕事もあるようでないし・・・

最近は「住所不定サラリーマン」も結構いるようで

高速のサービスエリアに寝泊りしている人だっているし

 

また、医療費がアップし、税金がアップすると、

「富める人はより富めるようになるけど、貧しい人はより貧しくなる」

という試算が出ているらしく

そうなると、人生の転落ラインはもっともっと低くなるのでは?

 

(ほんと、他人事じゃないよね・・・ゆるやかに下降線をたどってる気が

するもの。トホホ)

 

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