そうはいっても・・・・(あ、前回の続きね)
本屋である以上売らなくちゃいけないわけだし・・・・
需要があるから供給があるという事を考えると、そうそう「売り手」ばかりを
責めてもいけないんでしょうねーー
そんなこんなでコミック売り場を歩いていたら、
うちの夫様が「見てみてーーこんなのあったーー」とにこやかに
お薦めくださったのが・・・・
機動戦士ガンダムさん (大和田秀樹・角川)
なんせ「萌え」系コミックの中にあるものだから、もし一人だったら
絶対に足を踏み入れないエリア
(一口に萌えといっても美少女ばかりとは限らないわけよねーー
アニメキャラや特撮ヒーローものに萌える人達もいるわけで・・・・)
で、この「機動戦士ガンダムさん」っていう本は、早い話が
パロディマンガです。
しかも不朽の名作「機動戦士ガンダム」ファーストを
ちゃーーんと見ていない人にはちんぷんかんぷんのパロディです。
4コママンガが連なっているだけなんですけど・・・・
とにかく笑えます
思わず声を出して笑ってしまう面白さ・・・
ちょっと臆病でいじけ虫のシャアとか、思春期真っ盛りの妄想に
取り付かれるアムロとか、シャアをお尻にしいてるララアとか・・・・
一人、ラドン温泉で読んで笑ってたら変な目で見られてしまいました。
じゃあ・・・ちょっとだけ紹介ね。
タイトルが「Zの鼓動」っていうの
ララア 「大佐、真っ赤なモビルスーツなんてアホみたいだから
やめてもらえませんか」
シャア 「わかったよ。じゃあ赤をやめりゃいいんだろ赤を。だったら・・」
ララア 「金色もだめですからね」
シャア 「な、なんでわかった!!」
ララア 「なんか7年ぐらいたったら乗ってる気がした」
シャア 「ちっ」
ね?ね?これなんかコアなファンじゃないと絶対わかんないでしょ?
このほかにもシャアの赤いモビルスーツや真っ赤な格好を揶揄するような
シーンは多々出てくるんですけど、確かに赤とか金色とか・・・
シャアって派手好きなんだなあーーって再確認できますね。
(戦場では目立たない方がいい筈ですけど)
個人的には「ちゅらさん」風キャスバルにぃにぃとセイラの会話に大受け
してしまったのとーー
「女性ジオン」に「萌え」ましたーー
関西弁しゃべりはじめるガンダムにも大笑いで・・・・・
お正月にふさわしいにこやかなマンガです
一人で読むには面白すぎるので、ぜひぜひ読んでみて下さい。