ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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わしズム・・・こどもの現実

2006-04-10 18:03:15 | つれづれ日記

 いよいよ明日は姫の入学式で。

今日はお友達2人と制服の正しい着方を研究していました。

私はセーラー服を着たことがないのでちょっとうらやましい。

でも、女の子は制服を着るとがらりとイメージが変わりますね

感慨無量だわーー

(といいつつ、ヨンジュナの咳がひどくて。明日は保育園おやすみかしら)

 

 わしズム・・・こどもの現実 

私は「おぼっちゃまくん」が嫌いでした。

アニメでやってた時はいつもチャンネルを変えてました。

80年代アニメって「キン肉マン」とか、あまり好みに合わないアニメばかり

やってたような気がする。

(「ご近所物語」だっけ・・・?ハトはは様、間違ってませんよね?)

 

ですから・・・

そのちゃまが表紙の「わしズム」は興味がない・・・と思ったんですが

特集が「こどもの現実」だったので思わず買ってしまったんです。

そうですね・・・・

なにはともあれ読んでほしいです。

特に子育て終了世代でまだ、「子供」というものに幻想を持っていたり

子供の個性や自由を尊重するのが正しい教育」と思い込んで

いる人たちには・・・・

また、現在子育て中の方にも読んでほしいです

今、私達を取り巻く「教育環境」や「教育思想」がいかにして

文科省によって作られたものであるか・・・・

現在の学校における「学級崩壊」や「オレ様化した生徒」の現状は

共同体の原理」・・・すなわち「集団の中の自分」ではなく

「相手が誰でも自分と対等」という個性重視の教育をされているので

先生の言うことを聞きたくなければきかなくていい、

授業中タバコを吸っても携帯で電話しても「それは個の自由」として

認められてしまう

そこに先生が「ダメっ!」と怒ろうものなら

人権侵害」になって、それがまた認められてしまう・・・という事です。

 

この本には「オレ様化する子供たち」を書いた諏訪哲二さんや

不登校児問題にとりくんでいる長田百合子さんとの対談もあり

非常に考えさせられることしきりです

また子供達に広がる「格差」の現状や台湾における

「外国人嫁」の子供達が増加している現状などが面白く

書かれています

 

ほんっと・・・

これから姫は中学に通うんだけど、とにかく何があっても3年間

通い通してくれることだけが望みです

今時の中学生の親なんてそんなものですよーー

いい高校に入ってほしいとか大学へ・・・なんて思うより先に

通えるか否か」が問題になってしまう。

これって私達の親世代にはなかった悩みだと思うんです

またその悩みが高校へいっても大学へいってもつきまとう・・・・・

いつまでたっても自立しない子供達に私達親もヘトヘトですよね

自分の人生なんだから自己責任で何とかしろよ」と言えればいいけど

そう言えない辛さも抱えています

結局、「先生達は「ムリしないでいいよ」って言ってくれるけど、

それでも最終的には自分に損なんだからね」と言い聞かせるしか

ありません。

本当に「子供の現実」は難しい・・・・です

コメント (4)
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