余談ですが昨日、ジュニアとこんな会話がありました。
「ねえママ、もし僕が25で結婚して子供が出来たら、ヨンジュナは
その時12歳?12歳でおじさんだよーー」
「しかもあんたの子供とヨンジュナの歳の差は、あんたとヨンジュナよりも
少ない・・・と」
「本当だーーでも、ヨンジュナはママのこと、ママって呼ぶだろうけど
僕の子供はおばあちゃんって呼ぶんだよ」
「うっ・・そ・・それは・・・その時に最もふさわしい呼び方を考えるから」
「もし僕達3人が全員結婚して、子供が生まれたら大変だね。
ママ、毎年最低3人の孫にお年玉をあげるんだよ」
「ヨンジュナの子供にはあなたがあげなさい。ママはその時、生きて
いないだろうから・・・」
「え?・・・ああ・・そうかーーうん。わかった」
「ついでにヨンジュナの保護者会に君が行くこと。運動会も学習発表会も
全部君と姫で分担して行きなさい」
「げげっ何で・・・やだよーー恥ずかしいじゃないかあーー」
「若いパパに見えていいわよーうふっ奥様達に大モテかも」
(と勝手に妄想をふくらませてにやにやしてました)
でも大真面目に付け加え。
「ヨンジュナはお兄ちゃん達よりもママたちといる時間が短いの。
だから不憫でしょうがないわ。ヨンジュナの将来はお兄ちゃん達がしっかり
見てやってね。君が結婚するときもヨンジュナを実の弟のように可愛がって
くれる人としてね」
ジュニア君は「うん」といいました。
という事で・・・・「14歳の母」なんですけど。
主人公の未希ちゃんが子供を産んだら、あの弟君は小学生で「おじさん」に
なってしまうわけねーーー
なんていうか・・・昨日は自分が歳をとったなと感じざるを得なかったです。
もし自分が10代だったとしたら、未希ちゃんの言うことに感動したと
思うんです
「私の赤ちゃん、産みたい」
「自分がした事の責任は自分で取らないといけない。今の自分には
それは出産する事なの」
「きりちゃんはいい加減な人じゃないよ。信じてる」
でも・・・まっすぐな目であまりにもまっすぐに正論を言っている姿に
無性に腹が立ってしまったっていうか
「まだ世の中を知らないくせに何を偉ぶって言ってるのよっ
赤ちゃんは産むだけじゃなくて育てなければならないのよっ
きりちゃんを信じる?だったら責任とらせろよっ子供は一人じゃ
出来ないんだから。そもそも勉学途中の中学生が親に黙って
デートしてSEXしちゃった?って事が浅はかで無知な証拠なのっ」
あ・・勿論、未希ちゃんママはそんな口汚く言ったりはしません。
今時のお母さんのように、友達風に
「ミルクあげたりオムツかえたり出来るの?イヤになったからって
元に戻すわけにはいかないのよ」といいました。
今回、未希ちゃんは頑固に「産む」と言い張りましたけど
現実を考えると、14歳の子が早々簡単に「赤ちゃんを産みたい」という
気持ちになるんでしょうか
いわゆる「母性本能」というものがあると言うことになるんでしょうけど、
もし「産む」気持ちになるとすれば、それは好奇心と「愛する人の子を産む」
というナルシシズムに酔っているだけだと思うんですよね
母親になるという事がどんなことかわかるはずもないし、
生まれた後の赤ちゃんがどうなるかなんて想像もつかない筈なんです
このあたり、ドラマではどう描いて行くつもりなのかなー
あまりに14歳の少女の「母性」を強調するようなら問題ありだと
思うけど
でもやっぱりこういう時に逃げに走るのは男の常よね。
未婚で出来ちゃった場合、女性への負担が本当に大きいのだという事を
きちんと描いてくれないと、ドラマの意義がないと思います。