本当にね・・・
岐阜の中学2年女子の自殺について・・・・
学校側の対応には疑問符ばかりが
「いじめ」があったのは確からしいけど、一時的にそれを認めておきながら
一夜あけたら「自殺との関連性がわからない」と否定
これは多分自殺した少女の遺書のなかに「いじめ」の言葉が入って
いなかったのが原因ではないかと
具体的に「○○がいつどこでどんな事を言ったか」「どれくらい続いたか」
それらが記されていなければ学校側は認めないという事でしょうか
保護者には「調べる」の一点張りだそうですね。
そんな風に及び腰になるのは「いじめた生徒」への配慮だと思います。
「いじめた生徒」の心を傷つけたくないんでしょう。
あとから「いいがかりをつけられた」といって自殺されたら困るから
つまりそういう事なんですよね。
「いじめ」が発覚しても、現場を押さえなければ証明のしようがないって事です。
いじめた生徒の自覚がどこまであったかというのも問題だし、
どのように指導したらいいか・・という事もわからないと思います。
(姫の学校の対応を見ていても、正直どうしたらいいのかわからないと
いった感じですし)
岐阜の少女は「いじめ」による「うつ病」にかかっていたんじゃないかしら?
突然泣き出したり、気がめいったりする事が多かったようですし
そうなると、学校側になんだかんだいうよりもまず心療内科につれていく
べきだったと思います
そうはいってもうつによる自殺願望はそうそうぬぐえないとは思いますが。
この多発するいじめによる自殺について
「被害者の会」が設立されたようですね
また、いじめ問題に「什の掟」・・・という話題もあります。
これは会津藩に伝わる子供達への「教え」なんですが。
会津藩の武士の子供達は、学童前に「什」という子供だけのグループに
配属されます。
そこで一緒に遊びながら、年長の子は下の子を労わり、年下の子は年長者を
立てていくという事を学ぶんですね
で、夕方には「什の掟」を復唱して別れる・・・という事らしいです
「什の掟」は単純なことばかりだったと思います。
嘘をついてはなりませぬ
戸外で物を食べてはなりませぬ
弱い者をいじめてはなりませぬ
それに時代錯誤ですが 女の言う事をまともに聞いてはなりませぬ
とかいうのもあったなあ・・・
あ、そうそう 喧嘩にまけてはなりませぬ
っていうのもあったかもしれません。
でも最後は ならぬことはならぬものです・・・と締めるんですね。
我が家ではよくこの「ならぬことはならぬものです」を連発していますが。
(今朝も保育園に行く前にお菓子を見つけて食べたがったヨンジュナに
「ならぬことはならぬものです」と言ってあげませんでした
この言葉を言う時は親の方にもある程度の覚悟がいります。つまり
どんなに反抗されても理屈をこねられても、ぐずって泣き叫んでも
だめなものはダメと言い通す覚悟です)
明治維新後、賊軍の汚名を着せられつつも優秀な人材を輩出した
会津の教えが脚光を浴びる・・・何だかわかるような気がします。
履修漏れの問題も拡大するばかりのようですね。
ついに政府も「救済策」を出す事にしたらしいですが・・・・
そりゃあ、今までの学生が無事に卒業できて、今年だけ事が発覚した
からって卒業が危ういなんてのはひどいと思いますよ。
でもね。
じゃあ、真面目に履修してきた学校の生徒はどうなるんでしょうか
「知識が増えてよかったね」じゃ済まないと思います。
赤信号みんなで渡れば怖くない・・・・っていう方式ですか?
履修漏れの生徒が何万人にもなっているからって、安易に「救済策」
だなんて・・・
これじゃ学校側だって全然反省しないじゃないですか
正直者がバカを見た「履修漏れ」問題・・・にならないようにして下さいっ