ふぶきの部屋

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彩吹真央退団特集 2

2010-04-17 07:00:00 | 宝塚コラム

 今月の「歌劇」に載った大野先生の「送る言葉」よかったですね。

魅力的な不幸」・・・すごい言葉。これが似合うのがまさに「彩吹真央」って

事で、しかも次回は「中原中也」なんかいいと考えていたんですって

しめは「役者、続けるんですよね?というか続けてください。

まだまだ観たりないので、お願いします」

すっかり同じ気持ちです

 

では「彩吹真央退団特集」第2弾 いきまーーす

 

 彩吹真央が演じた役でBESTは?

1位・・・ヴィットリオ (落陽のパレルモ)

2位・・・クリフォード (マラケシュ)

3位・・・キャリエール (ファントム)

4位・・・フランツ・ヨーゼフ (エリザベート)

5位・・・エリオット (シルバー・ローズ・クロニクル)

6位・・・イワン (カラマーゾフの兄弟)

7位・・・エスコバル (マリポーサの花)

8位・・・ファン (ラ・エスペランサ)

9位・・・秀頼 (野風の笛)

10位・・・ヘンリー (ロシアン・ブルー)

 彩吹ファンは「魅力的な不幸」を持ち、尚且つハードな役を好むようです。

例えばエスコバルとか「月の燈影」の幸蔵とか「NAKED CITY」の

ビリーとか・・・

でも私はやっぱり「お育ちがよくて優しい皇子様タイプ」の彩吹が好きです。

ゆえに上記のような順位になってしまいました

ヴィットリオ・・・ユダヤ人の彼女を愛して、とにかく愛しまくってる。

クリフォード・・・妻に2心ありと知っていて許す心の広さを持っている。

キャリエール・・・ひたすらエリックの幸せだけを願ってる。

こうやってみると上位はみな自分より相手の幸せを願っている役ですね。

一方、フランツ・ヨーゼフ・・・君主としての役割を大事に考えている。

エスコバル・・・ひたすら役目に忠実。

ヘンリー・・・同様。

ここでも「無私」な役柄ですよね どこまでも自分を隠して相手に

尽くす役柄、そういうのが似合う=魅力的な不幸に繋がるのかしら?

 

 やって欲しくなかったなあ・・・と思う役は

1位・・・アルガン (君を愛してる)

2位・・・メンドーサ (仮面のメサイア)

3位・・・ハンス (不滅の棘)

で、どれも感情的っていうか、背景がはっきりしていない役です。

はちゃめちゃな役が似合う人もいますけど、彼女の場合はやっぱり

優しさとか影とか・・・そういうものが明確で、でも感情を押し殺したような

役が似合うのかもしれません。

 

 彩吹真央が歌った歌でBESTは?

1位・・・OH クラウディア (カクテル)

2位・・・La Pluie (雨) (マラケシュ・紅の墓標)

3位・・・LOVE SONG (シルバー・ローズ・クロニクル)

4位・・・生きて何を (マリポーサの花)

5位・・・雪解けに咲くマリンカの花のように (カラマーゾフの兄弟)

6位・・・you are my own (ファントム)

7位・・・papillion2 (RIO DE BRAVO)

8位・・・足跡のない道 (RIO DE BRAVO)

9位・・・あやしきさだめ (マラケシュ・紅の墓標)

10位・・・夜のボート (エリザベート)

10位・・・anillo del nar 海の指輪 (ソロモンの指輪)

 彼女が歌った曲は本当に名曲が多くて、歌がうまいっていい事

なんだなあと思いますが。

OH クラウディア」は彩吹真央発見の記念的曲です

「カクテル」で耳にして印象に残って「これって誰が歌ってるの?」と思ったら

彩吹真央でした 

」・・・これは未だに一番好きな曲です

LOVE SONG」もついつい口ずさんでしまいます。

こうしてみると、低音から高音に上がって行き、頂点を目指すような曲が

よく似合っているのですね。 (「ばらのスーベニール」なんていいわよねーー)

パピヨン」は水&愛原のちょっとまずい歌の後ですから、よけいに

美しく聞こえるのでしょう。

足跡のない道」はもう涙なくしては聞けません

生きて何を」は一時中毒になるのか?という程好きになりました。

 

今後、女性声でいくのかもしれないけど、低音の魅力を発揮できたら

いいなあと思います。

 

コメント (2)
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