私は都民じゃないので気にしなくていいのかもしれないけど。
でもあんまりだと思う。
医師会の尾崎会長いわく
「都民のみなさんには感染を減らす努力をしてください。国にも有効な政策を出してくださるよう願いします。そして、私どもは一生懸命、東京の医療が崩壊しないように頑張ってまいります」
と発言。
ここには本当にカチーンと来たけど、そのまえふりがまた・・・・
「感染者の増加が止まる気配はない。どこで検査して、PCR陽性(の患者)が出ても驚くことがないくらい出ている。要は市中に入り込んでいる。年末年始にかけて医療体制が手薄になる。本当にこの3週間がラストチャンスだと私は思っている」
正直「ラストチャンス」の意味がわからないです。このラストチャンスを逃したら都はどうなってしまうのか?
以前はマスコミが大合唱して「PCR検査が足りない」といい、そしてどこでもPCR検査が出来るようになり、陽性患者が出たら「市中感染」と騒ぐ。これはおかしい。
何でも都内の人でなくても都内でPCR検査を受けたらカウントしているとか?
でも無症状の人や軽症の人は完全隔離とはいかないし、ある意味、入院患者より大変な事態と思っています。
世界的に感染が拡大している中、本当に感染を封じ込めることなんかできるわけがなく・・・ゆえに「WITHコロナ」だったのではないかと。
「(コロナ以外の救急患者は)ほとんど受け入れられない状況に近付いていると聞いている。いまこそ感染者を少なくしないと、通常診療が本当に駄目になる瀬戸際だ」
冬は風邪もインフルもその他沢山のウイルスが活発になる時期。自分でも防ぎようがない場合が多数。この会長は恐らく東京に遊びに来ている人とか、渋谷とか新宿にいる人達をターゲットにしていると思われますが、だったらその地域に行ってマイク使って叫んだらいいよ。
「お前達のせいでコロナが終息せず、医師会はステーキ会食出来ないし、ナースは辞めていくし」と。
勝負の3週間は過ぎたが「真剣勝負の3週間」と言わせて頂く。
この3週間が全然真剣じゃなかったかのような言い方。
20代~50代は「仕事後はまっすぐ帰宅する」
サラリーマンを子供扱いしている。医療従事者が飲み会出来ないんだからお前達も飲むなって事ですね。
是非政府、政治を担っている方々にも、どうしたら有効に感染を抑えることができるのか。緊急事態宣言を出してくれと言っているのではない。どうしたら、本当に有効で、効果がある対策、政策が取れるのかを是非真剣に考えていただいて、そして声明を出していただきたい。国民・都民に訴えかけていただきたい」
いや、緊急事態宣言を出してくれと言っているようなものです。
正直、医師会をここまで増長させたのは小池都知事です。
医療従事者は医療を提供する。どんな場合でも、それが仕事です。
私達はその為に保険料を払ったり医療費を払ったりしています。
私達が医療を受けるのは権利であって「お医者様に見て頂く」わけではない。医者と患者は対等な関係の筈です。
にも関わらず、「医療従事者が最も重要な仕事だ」と発言したりする医師会。
夏ごろから都知事は「医療従事者の負担を減らす為に感染させないで」と都民に訴えて来ました。その考え自体がおかしいと思っていました。
医者やナースが・・・(自分達はそうじゃないと思っていても尾崎会長や黒岩さんのような人がいるおかげで業界がそうみられていることを忘れないでほしい。もし、不満があるなら堂々と言えばいいのです)
自分達に負担をかけないようにする為に病気になるなと要求するのは本当におかしな話でしょう?
そうやって持ち上げるから増長して言いたい放題になる。
総理ももっと細かく医療体制を見直すなり、現場を見るなりして嘘を暴かないと、私達は医療から取りこぼされてしまいます。
確かにアメリカなどでは保険がありません。
自主的に入っている保険によって医療の質が変わります。日本人で渡米している人などはわざわざ病院に来るために帰国して住民票を取り、保険料を払わずに出国する人さえいる。
オバマケアも失敗に終わりました。
あちらは本当に「医療を受けられない」ので死亡するケースが多いのでしょう。スウェーデンなどでもそうですよね。
だけど日本はそうではない。
国民健康保険料にしても社会保険料にしても毎月相当な額ですよ。
国民は義務を果たしているのだから、医者からあれこれ行動について指図されるいわれはないと思います。
ドクターがナースをないがしろにして来た歴史は深いです。
今もなおそうです。病院ってピラミッドのようなもので、同じドクターでも科によって上下がありますからね。
こうなったら、歯科医や美容外科医を動員し、シーツ交換や点滴の管理などをさせたらどうでしょう?そこまでしても崩壊するのだったら日本は終わりですけどね。
医師会は努力が足りないと思います。
ウイルスをコントロールなんて出来ない。出来ないから治療薬も出来ない。ワクチンも信用度が低い。変異していくウイルスといたちごっこを繰り返す。これが今の世の中です。謙虚になって欲しいです。
私達の中でノーリスクなのは多分皇室だけでしょう。
私自身、毎日不特定多数の人と会い、仕事をしているわけですから怖いですよ。怖いけどだからって仕事を休むわけにいかないじゃないですか。
喘息の薬も貰いに行きたいけど、それこそ少しでも負担を減らすべく控え、倹約して薬を飲む始末です。そういう人、一杯いると思うんですよね。
風邪だな・・と思っても医者に行くことをためらってしまう。そんな日本であってはいけないと思います。
毎日、マスクで息苦しい思いをしながらそれでも日常で少しでも明るく過ごしたいと思っているのに頭ごなしに「努力して下さい」と言われても無理です。
ジャニーズ事務所は看護協会に5億円の寄付をしたそうですが、その中の何割がナースの給料になるでしょうか。心配です。
それとジャニーズの方々、医師会に松坂牛でも送って差し上げたらいかがですか?